Alden collection|D1917HC(カラー4コードバン/タンカーブーツ/Alden NY別注)
スルー不可避の超絶Alden(オールデン)!
近年リリースされるレアカラーは、別注品が大半。
モデルによって人気に差があり、もはや「レアカラーなら何でも売れる」という時代は終わった感があります。
しかし今回は、スルー不可避の超絶モデル!
アメリカのコレクターからオファーを受けて、前のめりで「買う!」と即決しました。
基本情報
・Brand:Alden/オールデン
・Model:Tanker Boots/タンカーブーツ
・Number:D1917HC
・Color:Color4/カラー4
・Material:Shell Cordovan/シェルコードバン
・Last:Barrie Last/バリーラスト
待ちに待った到着!
ひと目見て「別格」と分かる、超絶モデル!
まさか、このモデルが手に入るとは!
紐を結べば、文句なしの格好良さ!
何と言っても、伝説のカラー4!
カラー4と言えば、2012年を最後にリリースが無く、2020年6月に電撃復活を遂げた伝説のカラー!
復活後は、キャップトゥブーツを皮切りに、
・プレーントゥブーツ
・メダリオンキャップトゥ
・インディブーツ
・ウイングチップブーツ
・ロングウイングチップ
・チャッカブーツ
などがリリース済み!
そして満を持して登場したのが、タンカーーーブーーーーーツ!!!
カラー4タンカーブーツと言えば!?
ラコタハウス10周年を記念して、2010年にリリースされた伝説的モデル!
そもそもタンカーブーツは、1995年にラコタがモデル名と共に企画して誕生。
「379X(ミリタリーラスト)× ハンドソーンステッチ × クレープソール」というのが、オリジナルの仕様です。
2010年のカラー4も、この仕様で作られました。
独自の進化を遂げたカラー4タンカー!
僕が知る限り、オリジナルの仕様で作れるのは日本だけ。
そのため海外では、様々なラストやパーツでタンカーブーツが誕生。
海外では、甲の「U」とつま先のスプリット(縦の縫い目)があるブーツを、広く「タンカーブーツ」と呼び、「NSTブーツ」と呼ばれることもあります。
そして11年振りに生まれた「カラー4タンカーブーツ」は、独自の進化を遂げた超絶モデル!
オリジナル仕様とは、ラストもソールも違います!
息を呑むほどのビューティフルカラー!
2012年までにリリースされたカラー4は、もっと赤みが強い印象でした。
しかし復活後のカラー4は、茶色が強め!
以前ご紹介した、「crafsto(クラフスト)」のカラー4名刺入れも、似た色味でした。
ややラベロにも似ていますが、そもそもラベロも個体差のクセが凄いので、単純比較は難しいところ!
とにかく言えることは、ビューティフル!!!
ステッチも暗めの色を使って、トーンを合わせているのが格好良い!
アンティークエッジも濃い目で、これが計算なら凄い!
ラストは王道バリーラスト!
ミリタリーラストも良いですが、バリーもシュッとしたフォルムで相性抜群!
サイドの「Quarter Stitch」がオシャレ!
タンカーブーツは、サイドに装飾が無いモデルも多いですが、こちらはステッチ入り!
インディブーツによく使われるので、「Indy Stitch」と呼ばれることもあります。
後ろ姿も上品!
ブーツらしく360度リバースウェルト×ラージヒール!
脱ぎ履きしやすいスピードフック!
コマンドソール!
トゥスチールも不要で、見た目も履き心地も抜群。
ブーツとコマンドソールの組み合わせ、かなり好きです。
リリースしたのはAlden NY!
2021年5月製!
カラー4リリースは続く!?
2012年までの2,3年でリリースされたのは、僕が知る限り12モデル。
復活後も、すでに10モデル前後リリース済み。
このままリリースが続くのか、再び眠りに就くのか、どうなるのでしょう。
ちなみにアメリカの有名コレクターは、「カラー4はレギュラーレアカラーになる」と言ってました。
これが本当なら、当面カラー4のリリースは続きそうです!
余談ですが、箱が壊れてました!
最近リリースされたオールデンは、この現象が多いです…。
糊付けが甘く、オールデンのおおらかさもバリエーション豊富!
【関連記事】
カラー8・カラー4・カラー2・ラベロ比較!
2012年までにリリースされたカラー4紹介
まとめ
Aldenのカラー4コードバン・タンカーブーツをご紹介しました!
アメリカのコレクターから譲ってもらった、スルー不可避の超絶モデル。
屈指の人気を誇るタンカーブーツに、とにかく美しいカラー4という、最高の組み合わせです!