Alden collection|D9526(Brick+Mortar別注/ロングウイングチップ/ウイスキーコードバン/2019年製)

Alden(オールデン)のウイスキーコードバン・ロングウイングチップ!
キング・オブ・オールデン。
それは誰かが決めるものでも、議論するものでもありません。
それは、Aldenファン一人一人の心の中にあるもの。
僕のキング・オブ・オールデンは、間違いなくウイスキーロングです。
そして今回ご紹介するのは、通常のウイスキーロングと異なる禁断の別注品!
基本情報!
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・Brand:Alden/オールデン
・Model:Long Wing Blucher/ロングウイングチップ
・Number:D9526
・Color:Whiskey/ウイスキー
・Material:Shell Cordovan/シェルコードバン
・Last:Barrie Last/バリーラスト
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対面の時!
眩しすぎる、新品ウイスキーロング!たまりません!!
ただ、どこが別注か分かりません。
通常と異なるブラウンの靴紐!
通常の黒っぽい紐とは別に、初めて見るブラウンが付属。
靴紐が違うと、かなり印象が変わります!
でもまさか、別注の理由は靴紐?
いや、まさかそんなことはありません!
これが別注の理由!
通常のウイスキーロング97891は、通常のダブルレザーソール。
他方このモデルは、ウォーターロックソール!
コマンドソールなら、見た目も違うので別注感はあります。
でもウォーターロックに変更って、正直地味過ぎます。
でも「ウイスキーロングの別注品がアメリカでリリースされる」ということが、大事件なんです!
別注ウイスキーロングは歴史的第一歩!
通常のウイスキーロングと言えば、97891。
これ以外のウイスキーロングは、ラコタのモディファイド版しか知りません。
そもそもアメリカでは、バリー以外のロングウイングは作れません。
それでも理屈上は、エッジやソールを変えるという選択肢はあります。
でもリリースされないので、「アメリカでは97891以外作れない」と思い込んでいました。
そんな中、何の前触れもなくリリースされた今作。
別注を作れることが証明された、歴史的快挙です!
今後、コマンドソール版、金ハトメ版、ダークエッジ版などがリリースされるかもしれません。
偉業を成し遂げたのは、アメリカ・シアトルのBrick+Mortar!
2015年オープンにも関わらず、既にウイスキータンカーやマホガニーインディ等の傑作を生み出した名店です。
改めて全体を見ていきましょう!
アッパーは靴紐を変えただけなのに、なんだか特別な感じがします。
シワひとつ無いウイスキー、たまりません。
オールデンファンの心を一瞬で掴む、ウイスキー色の覇気!
2019年版ウイスキーは、かなり好み!
「ウイスキーは濃くなった」と言われて久しいですが、「濃い」の中でも個体差は結構あります。
先日ご紹介したタンカーブーツもそうですが、2019年(特に下半期)はこの色味。
好みはそれぞれですが、この色味はかなり好きです!
大好きなロングウイング!
爪先のブローグ。
踵まで元気良く伸びた羽根が、ロングウイングの証!
昔は全然好きじゃなかったんですが、今はロングウイングが一番です。
ウイスキーと相性抜群のアンティークエッジ!
ウォーターロックソール故か、やや濃い目で締まって見えます!
360度リバースウェルト×ラージヒール!
バリーのロングウイングと言えば、この仕様が定番。
後ろ姿も格好良い!
靴紐の色味を比較!
向かって左:通常の黒っぽい靴紐
向かって右:茶色の靴紐
黒紐のコントラストも良いですが、茶紐の統一感も抜群にオシャレ!
この組み合わせは、思い付きませんでした。
ヒール内部に、がっつり傷が…
これもオールデンのおおらかさです。
2019年12月製造!
湯気まで見えそうな、出来たてホヤホヤ!
まとめ
Alden(オールデン)の、ウイスキーコードバン・ロングウイングチップをご紹介しました!
今作は、ウォーターロックソールに変更した別注品。
地味な変更ではありますが、アメリカでウイスキーロングの別注を作れることが証明された歴史的モデルです!
統一感のあるブラウンの靴紐も抜群にオシャレで、色味もキレイな逸足でした!
楽天で買える新品&USEDのAlden!
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/alden+/110983/