Alden履きおろし前にやるべきプレメンテの具体的方法!|オールデン初心者に捧げるまとめ#23
「オールデン初心者に捧げるまとめ」とは?
主に「Alden(オールデン)に興味を持って3年以下の方」(便宜上「初心者」と呼びます。)に向けて書いています。
履き下ろす前にプレメンテをやるべき2つの理由!
前回ご紹介したとおり、
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1.ダメージ防止!
2.皺をキレイに入れやすくするため!(コードバン革靴は特に重要!)
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こういう理由から、プレメンテはした方が良いです!
そして今回は、具体的な方法をご紹介します!
基本的には、普段の靴磨きと同じ!
①ツリーを入れる!
これは基本です。
②馬毛ブラシでホコリを落とす!
色別に揃えるのがベスト!
製品のこだわりはありませんが、コロニル馬毛ブラシ等がオススメです。
③リムーバーは要検討!
ベストは、ここで塗料や古いクリーム等を落とすこと。
しかし僕は、使いません(この工程は飛ばします)。
理由は、シミになったり色が濃くなるのを防ぐため(特にレアカラー)。
普段の靴磨きでも、数回に一回使う程度です。
靴の乾燥が疑われるプレメンテでは、尚更リムーバーを吸い込む気がするので使いません。
ただそうなると、既に塗られているクリーム等の上からクリームを塗ることになります。
僕もプロの意見を参考にしていますが、プロの間でも考え方は違うと思います。
④クリームで保湿 & 豚毛ブラシでブラッシング!
シワが入る部分(甲周辺)とそれ以外で回数を分けます。
シワ入れに失敗したくないので、念には念を入れるためです。
シワが入る部分(甲周辺)
「塗る→すぐブラッシング→時間を置く→塗る→すぐブラッシング…」という作業を2,3回程度行います。
より革を柔らかくするためです。
・回数・・・革の乾燥具合によりますが、正直僕は見極められません。ですから、2,3回が目安です。製造が古いものほど念入りに。
製造年月の判別方法はこちら。
・置く時間・・・深く考えていませんが、ブラッシング後5~10分のこともあれば、一晩寝かすこともあります。ただ、塗ったまま放置するとシミになるので、ブラッシングはすぐに行って下さい。
R&Dさんも、乾かない内にすぐ行うことを推奨されています。
シワが入る部分「以外」
普段通り一回のみ。
クリームは、コロニルかデリケートクリームがオススメ!
僕は基本的に「デリケートクリーム」を使用!
最大のメリットは、シミになりにくいこと!
ただ、絶対シミにならない訳ではありませんし、くれぐれもご注意を。
オススメは、定番のエム・モゥブレィ・デリケートクリーム。
靴はもちろん、革の鞄・ベルト・財布等にも使える定番品です。
「Collonil コロニル1909シュプリーム クリームデラックス」(無色)でもOKです。
普段の靴みがきは、これが基本です。
実際にコロニルを塗ってみます!
伊勢丹限定ロングウイング!
甲は入念に。
普段はペネトレイトブラシを使いますが、写真に写るので指で塗ります。その方が格好良く見えます。
横も塗ります。
こっちの横もです。
写真を撮った当時は「馬毛」を使っていましたが、今は「豚毛」を使っています。
最初のホコリ落としは「馬毛」、クリーム塗布後のブラッシングは「豚毛」です。
変更した理由はコチラ。
ブラシは、革靴のカラーごとに用意して下さい。
もちろん、普段の靴磨きと併用でOK!
シワが入る部分は、この工程を2~3回を目安に。それ以外の部分は1回です。
⑤グローブクロスで仕上げる!
こちらも、革靴のカラーごとに用意して下さい。
まとめ
履き下ろし前にやるべき、プレメンテの具体的な方法をご紹介しました!