【まとめ】MACKINTOSH(マッキントシュ)の歴史・展開モデル・買い方・関連ブランドetc
MACKINTOSH(マッキントッシュ)まとめ!
メンズ・レディースを展開し、約200年の歴史を誇るMACKINTOSHの、
①歴史
②展開モデル
③買い方
④関連ブランド
についてまとめました!
①歴史!
画像出典:Fashionsnap.com(トップ画像も同様)
マッキントッシュとは?
英国の伝統的なアウターウェア、MACKINTOSHの起源はマッキントッシュクロスの発明に遡ります。
1823年、チャールズ・マッキントッシュは、2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し熱を加えた防水布を発明。
この革新的な生地で製作したゴム引きコートは、人々が雨風をしのぐのに苦労していた時代に乗馬用コートやレインコートとして瞬く間に全英中へと広まりました。その機能性から2度の大戦に使用された英国陸軍のコートや、英国国鉄の外套を製作。
今でも英国では、レインコートの総称をマッキントッシュと呼び、発明者チャールズ・マッキントッシュの名は歴史に刻まれました。(八木通商HPより引用)
バーバリーが1856年創業ですから、それより約30年も前に創業した老舗ブランド!
僕がマッキントッシュにハマったのは2015年。
ここ数年の出来事しか分かりませんが、主な出来事をご紹介します!
2011年1月:世界初の旗艦店が、高級住宅地として知られるロンドンのメイフェア・マウントストリートにオープン!
画像出典:Fashionsnap.com
画像出典:WONDERWALL
2012年8月31日:世界2店舗目の旗艦店が東京・南青山にオープン!
マッキントッシュと同じ八木通商が展開する、「Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)」初の旗艦店を併設。
画像出典:WONDERWALL
2015年AWシーズン:ブランド刷新!
2015年秋から新ライセンスブランド「マッキントッシュ ロンドン」がスタートするのを機に、ブランドを刷新!
・茶タグ→白タグへ変更!
・Aライン→Iラインへシルエット変更!
裾に向かってやや広がるAラインから、ボディーラインに沿ったタイトなIラインに変更。
前立てやカラーの幅、アームホールなども調整されました。
・モデル名廃止!
「ダンケルド」や「ダヌーン」といったモデル名が無くなって全て記号表記になりました。
そしてこういったモデル名は、現在マッキントッシュ・ロンドンで使われています。
・トータルコレクションがスタート!
バッグ、シューズ、スーツ、シャツといった、マッキントッシュの世界観を表現したブランド初のトータルコレクションがスタート。
「あのマッキントッシュがコート以外を出す!」ということで話題になりました。
・2015年8月29日:青山旗艦店をリニューアルオープン!
これまでの重厚でクラシカルな趣から、ホワイトとブラック、そしてシルバーを基調にモダンでシャープなデザインに。
画像出典:Fashionsnap.com
2017年4月20日:「ギンザ シックス(GINZA SIX)」内に旗艦店オープン!日本最大級、銀座エリアでは初の出店!
画像出典:FASHION PRESS
2017年春夏:PORTER(ポーター)とのコラボスタート!
ゴム引きコットンや、コートで使用されたシーズンファブリックを用いた個性的なバッグをリリース。
こちらは2019年春夏の鞄。
TANKER(タンカー)の定番「3WAY BRIEFCASE」をベースにしたモデルです。
2017年秋冬:モデル名システム復活&サイズ変更!
ブランド刷新前のように、「モデル名を付ける」というシステムが復活しましたが、以前とは異なるモデル名が付けられています。
また、サイズ変更もありましたのでご注意下さい。
②展開モデル
象徴的存在、ゴム引きコート!
画像出典:tony akapicka
ゴム引きコートは、2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し熱を加えた「マッキントッシュクロス」と呼ばれる防水布で作られたコート!
今も変わらない伝統製法で、スコットランドの職人の手によって一着一着大切に作られています。
生地自体の防水機能に加え、縫い目からの浸水を防ぐために裏側にテープを貼っています!
脇下に施された「ベンチレーションホール」!
防水性に優れる反面、どうしても蒸れやすいため、通気口により通気性を確保しています。
定番のステンカラーコートのネイビー。
2015年に購入したもので、当時の名称は「DUNOON(ダヌーン)」。
ライナー付きなので冬も着られます。当時の「DUNKELD(ダンケルド)」の着丈を短くしたモデルです。
2年着倒して、公認クリーニング「Lavarex(ラヴァレックス)」に出しました。
フーデッドコート(フード一体型モデル)。
ライナー付きなので冬も着られます。丈は長めです。
Ink(インク)という鮮やかなブルーのステンカラーコート。
ライナー無しなので、春秋がメインです。
ゴム引き以外にも様々な素材・モデルがあります!
ゴム引きコート(素材はコットン)の定番ステンカラーコートだけでなく、
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・ゴム引きじゃないコットン
・ウール
・ナイロン
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といった素材でコートを作ったり、
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・ダッフルコート
・キルティングジャケット
・ダブルコート
・デニムコート
・トレンチコート
・ピーコート
・ダウンジャケット
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といったバリエーションも展開中!
こちらはド定番のピーコート(Pコート)。
非常に上品で、マッキントッシュらしいスタイリッシュなコートです!
メルトン素材のウール製ステンカラーコート。
色はインクで、ネイビーより明るいです。
2013年AWシーズンからスタートしたダウンジャケットの内、「AUCHAVAN(オッカーバン)」というモデル。
表地にはロロ・ピアーナ社のストームシステムを採用した、野暮ったさとは無縁の超スタイリッシュダウンです。
表地がウールのオッカーバンとは異なり、裏表ナイロン仕様のダウン「GD-026」!
表地はモコモコ感がない細身の美シルエットですが、中身はしっかりダウンで保温性も抜群です。雨雪対策もバッチリです。
③買い方
実店舗
マッキントッシュHPに掲載されているのは、青山店とGINZA SIX店のみ!
MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)やMACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュフィロソフィー)は、百貨店等に多くの店舗を構えています。
ところがマッキントッシュは、セレクトショップや百貨店のコート売り場に置かれていたり、時折ポップアップストアを展開するような感じです。
オンラインショップ
セレクトショップやマッキントッシュのオンラインショップで購入できます。
また、並行輸入品を扱うオンラインショップもあります。
BEAMSだと、別注品もあります。
④関連ブランド
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・MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)
・Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)
・MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)
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が存在します。
まとめ
1823年設立、約200年の歴史を持つMACKINTOSHの歴史、展開モデル、買い方、関連ブランドをまとめてご紹介しました!