Aldenの定番NSTとNSTモンクストラップを比較!
Alden(オールデン)不動の人気モデルNST!
NSTとは、甲の「U」に加え、トゥにも縦にモカ縫いが施されたモデル。
「Norwegian Split Toe」の略ですが、単に「Norwegian Front」と呼ばれることもあります。
その「NST」と言えば、「紐靴(短靴)」が代表的。
2210のような定番品から、レアカラーNSTとなれば超人気モデル!
しかしNSTには、
・NSTローファー
・NSTチャッカブーツ
・NSTモンクストラップ
等も存在し、日本で言う「タンカーブーツ」が「NSTブーツ」と呼ばれることもあります。
そこで今回は、
・紐靴NSTのAF26
・BROGUE別注NSTモンクストラップ
この両者を比較してみます!
「紐靴かモンクかの違いでは?」と思われるかもしれませんが、そう単純な話ではありません!
登場!
・向かって左:Alden of Carmelの名作AF26(4330CY)US8D
・向かって右:BROGUE別注NSTモンク(D8614)US7.5D
どちらもプラザラストで、バーガンディコードバン!
モデルが違うのは当然ですが、何となく雰囲気も違います。
詳しく見ていきましょう!
モカ縫いの糸の色が違う!
糸を見ると、
・モンク:バーガンディっぽい
・紐靴:白っぽい
色付きクリームの影響ではなく、元々です!
ソールとヒールが違う!
・モンク:シングルレザーソール×スモールヒール。
・紐靴:コマンドソール×ラージヒール。
モンクの方がドレッシーで、全体的にミニマルな印象。
他方紐靴は、迫力があります!
ウェルトの形状が違う!
・モンク:フラットウェルトでミニマルな印象。
・紐靴:ストームウェルトで迫力のある印象。
同じアンティークエッジでも色味が違う!
モンクの方が濃いと言うか、赤みがあります。
理由は、「モンクはウォーターロックソールだから」だと思います。
オイルを含んでいる影響か、あえて変えているのか分かりませんが、ウォーターロックは通常より濃い傾向です。
ウェルトの色味も違う!
エッジ同様、モンクのウェルトは赤みを帯び、紐靴はナチュラルな色味。
微差が積み重なり、全体の印象を変える!
一つ一つの違いは、確かに微差。
ところがその積み重ねが、全体の印象を変えます。
BROGUE別注NSTモンクは、各パーツがミニマルで、色味はアッパーの雰囲気と同じ。
その結果、ミニマルで統一された印象を受けます。
AF26は、各パーツの存在感があり、色味はアッパーの雰囲気とコントラストを描いてます。
その結果、迫力と存在感があります。
普段はあまり気にしませんが、細かなパーツに着目するのもオールデンの楽しみ!
まとめ
Alden of Carmelの名作AF26と、BROGUE別注NSTモンクを比較しました!
「紐靴かモンクかの違い」だけでなく、細部に至るまで違いがありました。
一つ一つは微差ですが、その積み重ねで全体の印象も変わるのが面白いです!
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