【2018年3月版】オールデンファンが愛するウイスキーコードバンの現状を検証!
ウイスキーコードバンは「廃版」ではなく供給先の「制限」!?
2015年終盤〜2016年に掛けて日本では、HORWEEN(ホーウィン)のウイスキーコードバンの「廃版」・「休止」発表が相次ぎました。そして現にウイスキー製品は激減し、後継の「バーボンコードバン」が注目されています。
僕が購入した、LEA+RARE(レアトレア)別注WILDSWANS(ワイルドスワンズ)財布もバーボン!
他方Alden(オールデン)は、2017年に入ってからもウイスキーをリリース。当のホーウィン副社長も、廃版説を否定。
そこで2017年4月の記事で、「ウイスキーは『廃版』ではなく、供給先が『制限』されただけ」という仮説を立てました。
そこで今回は、上記記事を書いた「後」の状況を検証します!
2017年4月以降の状況!
日本では、相変わらずウイスキーのリリース情報はほとんど耳に入りません。オールデンは、僕が知る限りゼロです。
他方アメリカでは、オールデンのウイスキーは健在!
2018年も、既にThe Alden Shop of San Francisco・Alden of Washington DCがウイスキープレーントゥをリリース!
こちらは2018年1月にCitishoesからリリースされた、マシューさんのウイスキータンカーブーツ!広大なコードバンを使うブーツでさえ、リリースされています。
こちらはDistrict Leatherのキーホルダー!
画像出典:Ashland Leather HP
ホーウィンで働くDan CordovaとPhil Kalasが設立したAshland Leatherも、財布等をリリース!
画像出典:The Bureau Belfast
ドイツのKREIS製の財布!このショップは一時ウイスキーが消えましたが、今は在庫ありの状態!
やはりウイスキーは廃版じゃない!
以上のとおり、今も様々なブランドがウイスキーをリリース!
しかし、
[box]
・現に日本では廃版や休止が発表されています。
・アメリカのレザーショップ等に問い合わせると、ウイスキーが希少というのは間違いなさそうです。
・現在ウイスキーをリリースしているブランド自体が少なく、供給量も少ないです。
・2016年終盤以降のウイスキーは明らかに濃くなり、製造の難しさも窺われます。
[/box]
ですから、僕はこう考えます!
[box]
・やはりウイスキーは「廃版」ではなく、供給先の「制限」!
・しかし現在ウイスキーをリリースしているブランドも、決して安泰ではありません。今後廃版宣言したり、更に減少する可能性は十分有り!
[/box]
決して「リリースされている=普通に買える」ではありません!
こうしてオールデンのリリース情報を目にすると、何となく「普通に買えるのでは?」と思えてきます。
しかし、全くそんなことはありません!
リリースは不定期・少量、かつ、その少量のウイスキーは上得意客やウェイティング登載者に回され、店頭・ネットで販売されることはまずありません。
上得意客になるには、当然ながら相応の投資が必要ですし、レアカラーを優遇してもらうのは至難の業。ウェイティングリストも、既に長蛇の列です。
極稀に店頭・ネットで販売されることはありますが、距離・時差の関係上、日本からは圧倒的に不利。
アメリカでもウイスキーはレアと認識されており、決して普通に買えるわけではありません。
まとめ
2017年4月以降のホーウィン製ウイスキーコードバンの状況を検証しました!前回記事から約1年経ちましたが、状況が悪化することはあっても、好転する兆しは見えません!