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革靴のソールにハーフラバーを貼るべきか?【メリット・デメリット紹介】

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ハーフラバーを貼る(張る)べきか問題!

  • Alden(オールデン)
  • Edward Green(エドワードグリーン)
  • Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
  • HEINRICH DINKELACKER(ハインリッヒ・ディンケラッカー)

こういった海外の高級革靴を始め、日本のメーカーでもレザーソール(革底)は多いです。

ですから「ハーフラバーを貼るべきか?」というのは、革靴では避けられないテーマ。

そこで今回は、貼る派・貼らない派それぞれのメリット・デメリットを紹介した上で、僕の考えを紹介します!

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そもそも「ハーフラバーソール」とは?

レザーソールの前面に貼る薄いゴムのこと

上の写真は、有名なVibram(ビブラム)のハーフラバー。

一般的なメリット・デメリット!

貼るメリット!

  1. 滑り止め効果がある
    →「滑るのはヒールだから、ハーフラバーとは関係ない」という説もありますが、よく挙げられるメリット。
  2. レザーソールの保護になる
    →レザーソールは擦り減っていき、いずれ高額なオールソール(ソール丸ごと交換)が必要。また、濡れた地面を歩くと水が染み込みます。
    ハーフラバーはソールの保護に役立ちますし、ラバーだけ交換すれば良いので経済的。
  3. メンテナンスの手間が省ける
    →レザーソールは定期的にクリームを塗ったりしますが、その手間が省けます。濡れた時に乾かすのも楽。

貼るデメリット!

  1. 美観が損なわれる
  2. 履き心地が損なわれる
  3. レザーソールならではの音が損なわれる
  4. 通気性が損なわれる
  5. ソールの「返り」が損なわれる

以前は「必ず貼る派」でした!

2016年5月、「革靴にハーフラバーを貼るべきか?」という単刀直入な記事を書きました。

ここで僕は、「新品の段階で、必ず貼る」と高らかに宣言。

最大の理由は、「滑るから」でした。

たしかに、「滑るのはヒールだからラバーは関係ない」という説もあります。

しかし僕は、駅の階段で派手に転んだ経験があり、恐怖のあまり貼り続けていました…。

一転、「貼らない派」に転向!

しかし、本当にレザーソールがツルツル滑るなら、負傷者も貼る派も多いはず。

ところが、中古市場で革靴を見たり、革靴好きの方と話していると、「貼る派の方が少ない」と気付いたんです。

それで、試しに貼らずに過ごしてみたんです。

もちろん、百貨店や駅で多少滑ることはあります。

でも、「ここは滑りそうだな」と分かってきますし、大地を踏みしめて元気良く歩けば、僕は問題ありませんでした!

そういうわけで、最大の貼る理由だった「滑る問題」が解消され、今は「貼らない派」です!

もちろん、階段を駆け下りたり走るのは危険度が高いので要注意!

滑る問題クリアに加え、さらに3つの貼らない理由!

1.手放しやすい!

賛否はさておき、僕は定期的に革靴を手放します。

しかし、ラバーが貼ってあると、貼らない派に敬遠されがち(売れづらい)。

貼る派にとっては「既に貼ってある革靴」の方が売れやすいですが、貼らない派の方が多いと考えられます。

2.見た目が良い!

これは「人からどう見えるか」というより、「自分の中でどうか」という問題。

僕は、オリジナルの状態が好きです!

3.履き心地が良い!

貼る派から貼らない派に転向したので、履き心地の違いを痛感しました!

レザーソールだと、地面の感覚が伝わってくるというか、ポフポフした感触が気持ち良いです。

他の「貼るメリット」は?

滑り止め目的では貼らないとしても、他にも「貼るメリット」はあります。

しかし僕は、こう考えます。

1.擦り減り防止効果

擦り減るのは、仕方ないと考えます。

そもそも、そんな頻繁にオールソールすることはありません。

ただこれは、歩く時間の長さによっても変わりますから人それぞれ。

2.防水効果

オールデンのコードバン靴は、そもそも雨の日・雨上がりには履きません。

ですから、僕のオールデンには防水目的は不要です。

他方、雨でもガンガン履くCrockett&Jones (クロケットアンドジョーンズ)のAudley(オードリー)には、迷わず貼りました。

3.メンテナンスの手間が省ける

ソールのメンテナンスが、特に負担と感じたことはありません(そもそもほとんどやりません)。

結局は、価値観次第!

「貼る派」だった頃は、たとえ美観や通気性を犠牲にしても、「滑り防止」で勝負ありでした。

ところが、貼らなくても(あまり)滑らないと気付き、最大のメリットが崩れました。

その上で、僕にとっての「貼るメリット(ソール保護効果、メンテナンスが楽)」と「貼らないメリット(手放しやすい、見た目と感触が良い)」を比較したら、「オールデンには貼らない」が勝ったという結果です。

他方、雨天でも履くクロケットの場合は、「ソール保護効果」が大きい反面、手放すつもりはないこと、見た目はそれほど気にしないことから、「貼る」が勝ったという結果です。

このように、「全て貼るor貼らない」ではなく、用途やブランドに応じて変えるのもアリです。

それぞれのメリット・デメリットにどれだけ重点を置くか次第なので、結局は価値観。正解・不正解はありません!

まとめ

「ハーフラバーを貼るべきか問題」について、メリット・デメリット、そして「貼る派」から「貼らない派」に転向した僕の考えをご紹介しました!

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