革靴(Alden etc)
PR

アメリカだとAlden(オールデン)のレアカラーが普通に買える!?

Shogo
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
Shogo
Shogo
Profile
ガジェット・デスク周り・革靴・財布・ファッションなど、生活や仕事が豊かになるモノを厳選して紹介しています。
プロフィールを読む

国内でのレアカラー枯渇状況はご存知のとおりですが、

「アメリカ(海外)では普通にレアカラー買えるんですか?」

という質問を複数いただきましたので、ここで僕の考えを書きたいと思います!

結論

①アメリカではレアカラーが今でも発売されているか?

→Yes.

②アメリカでは普通にレアカラーを買うことができるか?

→No.

③個人輸入で普通にレアカラーを買うことができるか?

→No.

①アメリカではレアカラーが今でも発売されているか?→Yes.

廃版との噂が絶えないウイスキーでさえ、2016年中に、ロングウイングも、ショートウイングも、プレーントゥも発売されています!

僕自身も、アメリカのHarrison Limitedからショートウイングを手に入れました。

ですから、「アメリカではレアカラーが今でも発売されているんですか?」と問われれば、間違いなく「Yes」となります。

②アメリカでは普通にレアカラーを買うことができるか?→No.

「アメリカではレアカラーが今でも発売されているのか?」という話と、「じゃあ普通に買えるのか?」という話は全く別次元です。

「普通に買えますか?」という質問は、例えばAlden NYやAlden San Franciscoに足を運べば(常にとは言わないまでも)レアカラーが店頭に並んでるとか、電話・メール・オンラインショップでオーダーできるような状態をイメージされているのだと思いますが、そのようなことはまずありません。

発売はされても・・・

発売こそされていますが、不定期・少量であり、かつ、その少量のレアカラーは上得意客やウェイティングリスト登載者に回され、店頭やネットで発売されることはまずありません。

ショップからリリース情報が流れるわけでもなく、幸運にもゲットした方の「買った」という声で事後的に知るというのが現実です。

しかもウェイティングリストは、誰でも載れるものもあれば、ある程度の顧客でないと載れないものもあります。公には「リストは無い」とされながら、実際リスト(的なもの)があるショップも存在するはずです。

いずれにせよ、本国アメリカでさえ、登載ハードルが低いリストほど長蛇の列ができており、オンラインストアや店頭に並ぶ前に完売というのが現実だと思います。

アメリカでも入手困難と言われている。

何店舗かメールで問い合わせていただけると分かりますが、レアカラーの在庫はまずありません。店舗からは、「最後にウイスキーが入ったのは数年前だ」とか「数年前にオーダーしたシガーが最近ようやく入ったが、ウェイティングリスト登載者で完売」といった返信ばかりです。

Instagram上では、アメリカの方が「何年も待ってようやく来た」とポストしているのも見かけます。

そもそも、アメリカで普通に買えるなら、ネット上にその情報が流れるはずですし、ヤフオク等で高値で取引されることもないはずです。

the good olde days

In 2010, the days when you could get a pair of rare shell PTB with a click…lol

Steve Fokさん(@stevefok316)が投稿した写真 –

これは、著名なコレクターSteveのポストですが、2010年当時は、まさに「普通に」オンラインでシガー・ラベロ・ウイスキーが買えていましたが、今はもうそのような時代ではありません・・・。

まさに「the good olde days」、古き良き時代でした。

それにしてもこの画像、凄いですよね。昭和初期かと思うくらい時代の流れを感じます。

「普通」ではないが「アクシデント」は起こる!

ここまで散々「普通には買えない」という話をしましたが、

「先日The Shoe Martのオンラインストアでウイスキーロングウイング出てましたよね?」

と思われたかもしれません。

確かに出ていたのですが、これはアメリカでも話題になっていて、案の定瞬殺でした。

11Dのみであることから分かるように、「たまたまキャンセルが出た」とか、「たまたまこのサイズだけ誰も買わなかった」みたいな偶然が重なった「アクシデント」のようなものです。

これを一般化して、「アメリカだと普通に買えるんだね」と結論付けることはできません。

実際、マシューさんが店舗に足を運んだところ、レアカラーは一足も無かったそうです。

マシューさんがNYのCITISHOESでシガーNSTをゲットされたのも同様、「アクシデント」の領域です。

問い合わせてみたら「偶々」在庫があっただけですし、マシューさんが一見さんではなかったというのも勝因だと思います。

実際、一見さんの僕が直後にメールで問い合わせてもスルーされていますから(汗)

結局、アクシデントで偶々買える可能性はありますが、その可能性は相当低く、ましてや日本にいる我々は圧倒的に地の利がありません。

そして、「アメリカでは普通にレアカラーを買うことができるか?」という問いには、「No」と言わざるを得ません。

③個人輸入で普通にレアカラーを買うことができるか?→No.

残念ながら、アメリカで普通に買えない以上、個人輸入でも普通には買えません。

 国内でも「アクシデント」は起こるが「普通」ではない。

2015年12月頃にBEAMS銀座店でウイスキープレーンを見ましたし、今年のお正月にはラコタでラベロ・ロングウイングが発売されました(2012年製という謎は残りますが)。

でもこれは、アメリカより更に稀なアクシデントに過ぎず、「なんだ、意外と国内でも買えるのか」と結論付けることはできません。

まとめ

以上が、僕の経験と知識を総動員した考察です!まとめると、

①アメリカでは発売こそされているが、あくまでも不定期・少量であり、かつ、その少量のレアカラーは上得意客や長年のウェイティングリスト登載者に静かに回されるため、到底普通には買えない。

②アメリカでも入手困難である。

③アクシデント的に買えることもあるが、日本にいる我々は圧倒的に不利。

そのような劣勢の中でショップから新品を買うには、

・地道にショップとのつながりを作る(日本に住んでいるので不利ですが…)

・ウェイティングリストに載る(既に長蛇の列ですが…)

・レアカラー情報が入ったらすぐに直接電話する(英語が必須ですが…)

そういった方法しか思いつきません。

ちなみに僕は英語話せないので電話は無理です。そして、メールだと対応してくれないショップもありますし、返信待ちの間に売り切れる可能性大です。

結局僕が思いつくレアカラー入手法は、「人と人とのつながり」です。

なんだか悲観的な話が続きましたが、現実を正しく認識し、その認識を前提に現実的な対策を立てることが大事なのかもなぁと思っています。

レアカラーが「レア」じゃなくなる日が来るのでしょうか・・・。でも、逆説的ですが、「レア」であることが世界中を熱狂させる一因なのかもしれません。つくづく、Aldenは面白いブランドです。

About Me
Shogo
ガジェット・デスク周り・革靴・財布・ファッションなど、生活や仕事が豊かになるモノを厳選して紹介しています。
記事URLをコピーしました