日本国内Alden値上げ!【2022年7月1日から】
日本におけるAlden(オールデン)の輸入総代理店「ラコタハウス」から、値上げが発表されました!
オールデンファンにとっては残念なニュースですが、概要や感想などを紹介いたします。
概要
価格改定実施日
2022年7月1日
対象商品
オールデン製品全般
理由
昨今の世界的な原材料費の高騰を受け、ALDEN製品に使用する各種材料に関しても値上げが続いております。
生産・流通コスト等の上昇も続いており、現在の価格を維持するのは困難という状況にいたりました。(THE LAKOTA HOUSE ホームページより引用)
値上げ額
僕が見る限り、現時点では公表されていません。
SNS上では、店頭で確認されたであろう情報をいくつか目にしましたが、具体的には不明です。
アメリカでは毎年値上げ!
2018年以前は分かりませんが、2018年からは毎年値上げされています。
- 2018年2月26日:$10〜$20
- 2019年1月28日:$8〜$22
- 2020年1月26日:$8〜$16
- 2021年1月26日:$6〜$22
- 2022年2月26日:$14〜$19
毎年の値上げ幅は小刻み。
しかし通算すると、たった数年でかなりの値上げです。
日本では2016年10月以来!
実に6年弱ぶりの値上げです。
ちなみに2019年10月1日に消費税が10%になったので、「消費者から見れば」実質的な値上げはありました。
僕がオールデンに興味を持ったのが2015年頃で、それ以降の歴史はこちら!
2016年9月30日まで 2016年10月1日から
(税8%込)2019年10月1日から
(税10%込)2022年7月1日から
(税10%込)
プレーントゥ
990
9901120,960円 136,080円 138,600円 ?
Vチップ
54321
54331120,960円 133,920円 136,400円 ?
ロングウイングチップ
975
9751122,040円 138,240円 140,800円 ?
パンチドキャップトゥ
56201
56251? 133,920円 136,400円 ?
コインローファー
99162
99362
? 139,320円 141,900円 ?
チャッカブーツ
1339
1340124,200円 140,400円 143,000円 ?
Alden Styleさんの2016年の記事を参照しました!
感想
値上げは残念です。おそらく多くのオールデンファンがそう思うはず。
ただ、アメリカでは毎年値上げされていて、アメリカでは人件費や輸送費のコスト上昇、そして物価も上昇というニュースを耳にします。
オールデンは輸入品である以上、アメリカの値上がりは当然影響します。
さらにここに来て、急激な円安。
日本では、ご存知の通り日用品や食料品の値上げも相次いでいます。
これはもう、値上げは必然だと思います。
むしろ、2016年から値上げがなかった企業努力が凄いです!
ただ、「値上げは仕方ない」という話と、「今後も買い続けるか」という話は別です。
ビジネスカジュアル化やテレワーク増加など、理由は様々ですが、革靴需要自体は減っているはず。
オールデンは趣味的要素も強いですが、Instagramで見かける機会も減った気がします。
以前は、毎朝たくさんのオールデンがアップされていました。
僕自身は、外出自粛によって革靴に対する興味が激減。
円安によって個人輸入のハードルも上がりました。
とはいえ、元々オールデンを積極的に買っていた方が、値上げによって一気に離れるかというと、それは無いと思います。
僕は高級腕時計には疎いのですが、どういうビジネスモデルで人気が続いているのか気になります。
あるいは着物など、明らかに買う人が減った業界も残っていますよね。
洋服に変わる転換期に、どういう戦略が採られたのか。これも気になります。
まとめ
日本国内のオールデン値上げが発表されました!
実施日は2022年7月1日。
今回は、概要や感想などを紹介しました。
現時点で金額は不明ですが、7月以降また紹介いたします。