【新旧比較】日本国内Alden値上げ|2022年7月1日
2022年6月1日、日本におけるAlden(オールデン)の輸入総代理店「ラコタハウス」から、値上げが発表されました。
そして7月1日、予定通り値上げが実行されました。
今回は、値上げ前後の価格を比較しつつ、感想などを書きます!
主要コードバンモデルの新旧価格を比較!
2016年9月30日まで | 2016年10月1日から (税8%込) | 2019年10月1日から (税10%込) | 2022年7月1日から (税10%込) | |
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プレーントゥ 990 9901 | 120,960円 | 136,080円 | 138,600円 | 171,600円 |
Vチップ 54321 54331 | 120,960円 | 133,920円 | 136,400円 | 169,400円 |
ロングウイングチップ 975 9751 | 122,040円 | 138,240円 | 140,800円 | 173,800円 |
パンチドキャップトゥ 56201 56251 | ? | 133,920円 | 136,400円 | 169,400円 |
コインローファー 99162 99362 | ? | 139,320円 | 141,900円 | 174,900円 |
チャッカブーツ 1339 1340 | 124,200円 | 140,400円 | 143,000円 | 176,000円 |
上記に関しては、全て33,000円の値上げ!
オールデンの新品が、約17万。
なかなかのインパクトです。
実際ネット上では、「上がりすぎ!」という声を多く見ました。
ただ6年弱ぶりの値上げですし、2年ごとに1万円値上げしていたと考えると印象は変わります。
オールデン、これからどうなるの?
ここからは完全に僕の個人的な感想です。
- 近年、ビジネスカジュアル化が進み、革靴離れが進んでいた
- 外出自粛・リモートワークで革靴を履く機会が減った
この前提で値上げとなれば、
- これまで買っていた人の一部が、買わなくなる or 買う頻度が減る
- 新たにオールデンを買い始めるハードルが上がる
ということが予想されます。
もちろん値上げを吸収できるだけ収入が上がれば良いのですが、すぐには難しいでしょう。
どの業界でもそうですが、新規ユーザーが増えなければ先細りになります。
今後、「オールデンを買い始める人が増え続ける」というイメージは、なかなか湧きません(人口も減ってますし)。
…というのが、最初に抱いた感想です。
ただ時間を置いてみると、「そんな悲観的な話でもないかなー」と思うようになりました。
もちろん、今後は一時期ほどの盛り上がりはなくなるかもしれません。
でも、オールデンより高いJOHN LOBBやEDWARD GREENだって、淡々と続いています。
分かりやすく言うと、ここ数年の盛り上がりが「異例の事態」であって、これから「平常」に戻るだけなんじゃないか、と思いました。
しかも値上げによって利益率も上がるので、健全な状態に戻ると思います。
ここ数年の盛り上がりしか見ていない僕は、「大丈夫!?」なんて余計な心配をしてしまいます。
でもオールデンは、100年以上続くブランドです。
そんな簡単に揺らぐような話ではないでしょう!
国内は値上げ、個人輸入は円安で相当買いづらい状況ですが、僕もできる範囲で楽しんでいこうと思います!
まとめ
2022年7月1日、日本国内のAldenが値上げとなりました。
コードバンの主要モデルについては、3万3000円(税込)の値上げ。
今後のオールデン界についても、個人的な考えを書いてみました。