Alden aging|2年以上履いたウイスキーロング(97891)のエイジング!
Alden(オールデン)のエイジング!
前回ご紹介した、AF26のエイジングが好評でした!
そこで今回は、レアカラーのエイジングをご紹介!
僕にとってのキング・オブ・オールデン、「ウイスキーコードバン・ロングウイングチップ」です!
2016年11月に購入し、すぐに履きおろし。
気付けば2年以上履いた、愛しの逸足です!
エイジング基本情報
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・製造年月:2016.5
・履きおろし:2016.12
・使用頻度:月1~2回・各1時間程度(梅雨等を除く)
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懐かしい新品時!
これ以前に、もっと薄いウイスキーロングを持ってました。
ですから当時は、「ちょっと濃いな〜」と思った記憶があります。
でも今となれば、比較的薄い!
2年後の姿がコチラ!
いやもう、全く別人!
「あんれまー、都会さ就職したと思ったら、すーっかり立派になってー」的なやつです。
「古くなった」「劣化した」と全く感じないのが革靴の魅力!
むしろ「進化」と言っても良いでしょう!
良いシワが入った逸足!
履き下ろし当時は、まだシワ入れの研究が進んでいませんでした。
でもこれは、ウイスキーロング愛が通じたような見事なシワ!
更に僕は、ルーズフィット&足の形的に、深いシワが入りづらい。
でもこれは、深くダイナミックなシワ!
これも、履き込んだ成果でしょうか。
シワの部分は、白くなりがち。
ブラッシングで取れるんですが、履くとまた付きます。
でも、特に気になりません。
爪先は修理済み!
最初にビンテージスチールを入れて、多分1,2回は修理。
これは仕方ないです。
ヒールはオリジナルのまま!
2年以上履いたとは言え、回数・時間はそれほど多くありません。
特にウイスキーの時は、しっかり踵を上げて元気良く歩きます。
そのおかげか、思ったよりヒールは残ってます。
ソールはこんなものかと。
たまにはケアしないとダメですね。
ガリッと行った傷も、共に歩んだ証!
案外こういうのは気になりません!
スチール交換の時にでも、修理店に相談してみます。
色味の違いもエイジングの面白さ!!
「極力手を加えない靴磨き」を徹底!
とにかく僕は、「色を濃くしたくない」と思ってます。
ただ、履く過程で自然に濃くなるのは特に気になりません。
そこで、極力手を加えないようにしています。
これは「靴磨きをしない」ではなく、「無色クリームで、出来るだけ単純に行う」ということ。
小傷が目立てば有色も使いますが、ウイスキーはあまり小傷が目立たないのと、小傷も殆どありません。
ブラッシングは、毎日のようにしてます。
これはケアというより、単に愛でたいだけです。
ワックスは、スキルと時間の問題で塗りません。
無色(ニュートラル)クリーム
基本は、Collonil(コロニル)1909シュプリームクリームデラックス。
時折SAPHIR Noir(サフィールノワール)のコードバンクリームを使うことも。
「何回に1回何を使う」といったルールはなく、革の状態を見極めるスキルもありません。
だけど、「これを塗ったから(塗らなかったから)アウト」みたいな話では無いと思ってます。
迷ったら靴磨き職人さんを頼る!
「これどうやるのかな」「栄養足りてるかな」と思ったら、職人さんに相談してます!
素人考えで失敗するのが怖いので…。
状態を診て頂くために、実際に依頼もしました。
依頼することで、ケアについて学んだりオールデントークをするのも醍醐味!
靴磨きは人それぞれ!
「僕が正しい」わけではなく、上手く色を乗せる方もいらっしゃれば、「『濃くしたくない=無色を使う』というのは間違い」という考えもあると思います。
ただ言えるのは、2年以上経った靴を見て「何の不満もない」!
確かに濃くなりましたし、やり方次第でもっと薄さをキープ出来たかもしれません。
革の状態だって、もっと良く出来たかもしれません。
でも今のところ、「失敗した」という感覚はゼロ。
その理由は、「今の状態を気に入っている」というのが一つ。
そして「一生懸命育てた、自分だけの靴」という愛着があるからでしょう!
まとめ
2016年に購入し、気付けば2年以上履いてきた「ウイスキーコードバン・ロングウイングチップ」をご紹介しました!
「極力手を加えない靴磨き」を徹底し、自分だけのエイジングを遂げた逸足です!
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