2018.04.03

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士さん)のおかげで更にモノが減って大事なことが分かった！

Shogo

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Contents

「モノとの付き合い方」を更にブラッシュアップさせる本！
そもそも「ミニマリスト」とは？
「物欲」について、猛烈に腑に落ちました！
具体的ノウハウも満載！
モノを減らしたことで起こった変化！
感想！
まとめ

「モノとの付き合い方」を更にブラッシュアップさせる本！

以前ご紹介した4冊のおかげで、モノに溢れていた僕の価値観はガラリと変わりました。

物欲旺盛な僕の「モノとの付き合い方」を180度変えた超オススメ本4冊！

https://zenbutsu.com/2018/04/02/post-11902/

zenbutsu.com（このサイト内）

その結果、かなりのモノを処分でき、モノを手に入れること（買う・貰う）にも随分慎重になりました。

しかし、今回ご紹介する一冊のおかげで、「テンションが上がるモノだけを持っていたい」（＝「テンションが上がるモノ『以外』は持ちたくない」）という価値観は一層強くなり、更にモノを手放すことができました！

その一冊とは、佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ』！

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –

posted with ヨメレバ

佐々木典士ワニブックス 2015-06-12

そもそも「ミニマリスト」とは？

「ミニマリスト」と聞くと、「全ての荷物がスーツケース1個に収まる人」とか「必要最低限のモノで生活する人」みたいに、「とにかくモノが少ない人」というイメージがあります。

それとは程遠い僕が「この本良かったです！」と叫んでも、「いやいや、全然実践できてないじゃん！」とツッコまれそうです。

しかし著者は、「ミニマリスト」をこう定義します。

ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

何が「必要」か、何を「大事」にするかというのは人によって違う。

「減らす」内容ももちろん違ってくる。

この定義からすると、モノの量は、重要な要素ではあっても全てではありません。ポイントは、自分が本当に「必要」なモノを知ること。

ここで言う「必要」は、必ずしも「道具として必要」ではなく、もっと広い意味だと思います。

例えばAlden（オールデン）は、道具としては明らかに不要。もっと安価な革靴は沢山あります。でもオールデンを持つことで喜びを感じ、人生が豊かになるなら、その人にとっては「必要」だと思います。

モノを少なくすることは「目的」ではない。ミニマリズムはそれぞれが違う大事なものを見つけるための「手段」

著者がこう述べる通り、自分にとって「大事なもの」を見つけることが目的。一見モノが多い人でも、それが本当に「大事なもの」ならば、その人はミニマリストなんだと思います！

「物欲」について、猛烈に腑に落ちました！

モノを持っていることには、いつしか「慣れ」→「飽きる」。だから別の「刺激」としての新しいモノが欲しくなる。もっと大きい「刺激」としてより高価なモノが欲しくなる。「刺激」の量を増やしたくて、モノの数を増やし続ける。

新しいモノにもすぐ「慣れ」→「飽き」、いつまでたっても満足できないから、また別の新しいモノに手を出す。

耳が痛すぎます！でも、「飽きてしまった」という経験を何度繰り返しても、なぜ人は次々モノに手を出すのでしょう!?

モノをまだ手に入れていない現在の状態からは、そのモノを手に入れた後に感じる未来の「慣れ」→「飽きる」気持ちがうまく想像できない。

そのモノを持っていないときには、手に入れた瞬間の気持ちが、その後もずっと続くように感じてしまう。

これが新たなモノを求め続け、モノが増え続けてしまう、永遠のループの原因の1つだ。

「ぐうの音も出ない」とは、このことです。「めちゃくちゃ欲しい！」と思って買ったのに、すぐ飽きてしまった経験ありますよね…。

僕も、未だにこのループにハマっている部分があります。