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カーフなどの牛革の革靴に関して、
- 靴磨きのやり方が分からない
- 靴磨きの簡単な方法を知りたい
- 色々調べたけど、道具が色々あり過ぎて分からない
そんな方に向けて、数十足の革靴を所有してきた僕が、初心者の方でもすぐに実践できる「超基本」を具体的に解説します。
実際に使ってきたオススメのシューケアグッズも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【結論】カーフの靴磨きの流れ
- シューツリーを入れる
- 馬毛ブラシでホコリ等を取る
- クリーナーで汚れ等を落とす
- クリームで栄養補給
- 豚毛ブラシでブラッシング
- グローブクロスで仕上げる
3~5回履く度に、できれば靴紐を外して磨いてください
【Step1】シューツリーを入れる
目的
道具
- ベストは、その革靴ブランド純正のツリー
- 純正以外では「Collonil(コロニル)アロマティックシダーシューツリー」がオススメ
リーズナブルでサイズも選びやすいので通販でも買いやすいです
Collonil(コロニル)
¥4,300
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Alden(オールデン)純正ツリーはモディファイドラストに合わないので、モディファイドラストにはSleipnir(スレイプニル)のシューツリーがオススメ。
Sleipnir(スレイプニル)
¥7,700
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【Step2】馬毛ブラシでホコリ等を取る
目的
やり方
- ガシガシやらず、優しくササッと払う感じ
- 履きジワやコバの辺り(靴底をくっつけてある部分あたり)も忘れずに
道具・個数
- 馬毛ブラシ(豚毛ではありません)
- 色が移るリスクがあるため、革靴の色の数だけ揃えます
- 修理屋さんに勧められたコロニル等を使っています。こだわりはありません
Collonil(コロニル)
¥3,980
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【Step3】クリーナーで汚れ等を落とす
目的
方法・注意点
- 特にブラウン等の薄い色は、シミに注意
- 布(Tシャツの切れ端でOK)を指に巻き付けて、そこに付ける
- 布にクリーナーを付けすぎない(1,2滴程度)
- 布に付けた後、そのまま靴に行かずに手の平で慣らして水分を分散させる
- ゴシゴシこすらず、スピーディーに、優しく撫でるように動かす
- 甲はシミになりやすいので、サイドの目立たない部分で少し水分を慣らしてから甲に行く
- 乾燥しがちな履き皺部分は、特に少量にする
- 一瞬シミのようになったら、時間を置く
- それで戻ることも多い。戻らなかったら、付けすぎや乾燥を疑う
- 革が乾燥している時は使わない
- 乾燥度合いはよく分からないので、しばらく靴磨きをしていない時、新品や中古で買った時は、とりあえず乾燥を疑う
- クリーナーで汚れ等を落としたら、次の工程の前に乾拭きしてクリーナーを拭き取る
オススメクリーナー
- BootBlack(ブートブラック)シルバーラインの「ツーフェイスローション」
→知り合いの靴磨き職人さんの利用率が高いので
使ってます
columbus(コロンブス)
¥2,245
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コードバンの場合は何回かに一回使う程度ですが、カーフの場合は毎回使っています
【Step4】クリームで栄養補給
方法・注意点
- シミや色が濃くなるのに気を付けながら、しっかり栄養を与えます
- 小さいブラシor布or指先で、全体に塗る。薄く塗り広げていくイメージ
- 量は、片足米粒2,3粒程度と言われます。とにかく塗りすぎないように
- ブラシ等に取って、いきなりベチャッと行くとシミになりやすい
- 甲はシミになりやすいので、サイドの目立たない部分で少し慣らしてから甲に行く
- 乾燥しがちな履き皺部分は、特に慎重に
- 油性(クレム1925等)は乳化性よりシミになる危険が高いため、特に薄い色には乳化性を使う
- 使い分けは大変なので、濃い色も乳化性で統一して良いと思います
- 革が乾燥している時は、クリーム塗布でシミになりやすい
- その場合、まずシミになりづらいデリケートクリームを使う
- 乾燥の判断は難しいですが、しばらく靴磨きをしていない時、新品や中古で買った時は、とりあえず乾燥を疑う
- 元の色味をキープしたい場合
→靴の色と同じ or 少し薄い色の有色
- 色味を濃くしたい場合
→靴の色より濃い色の有色
- 自然なエイジングを楽しみたい場合
→無色(ナチュラル・ニュートラル)
オススメクリーム
「とりあえず一つ」と言われれば、Collonil(コロニル)「シュプリームクリームデラックス」がオススメ!
伸びが良くて使いやすく、香りもきつくないです。
Collonil(コロニル)
¥2,788
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乾燥が疑われる時は、先にデリケートクリームを塗ります。
シミになるのを防ぎながら、栄養を与えます。
ただツヤは出ないので、後で乳化性を塗ります。
オススメは、M.MOWBRAY(エムモゥブレィ)「デリケートクリーム」。
リーズナブルですし、革の小物・鞄等にもガンガン使えます。
プレメンテナンスにも使うので、一個は持っておいて損はありません。
M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)
¥1,200
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クリーム塗布用ブラシ
ブラシではなく指で塗る方も多いですが、僕は手が汚れるのを避けるため使っています。
サーッと塗り広げやすいですし、小さな隙間にも塗れるので便利。
- M.MOWBRAY ペネトレイトブラシがオススメ
- 靴の色の数だけ揃えます。色が移るからです
- 何度か使って硬くなったら洗います
【Step5】豚毛ブラシでブラッシング
目的
- クリームを均一に伸ばし、余分なクリームを取り除き、クリームを刷り込む
- ステップ2(ホコリ落とし)とは違う目的です
やり方
道具・個数
- 「豚」毛ブラシを靴の色の数だけ揃えます。色が移るからです
- コシのあるブラシが良いです
DASCO(ダスコ)
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【Step6】グローブクロスで仕上げる
目的
- ツヤを出し、余分なクリームを取ります
- 特に色付きクリームを使った時は、靴の履き口をしっかり拭きます(足につくので)
やり方
道具・個数
- 靴の色の数だけ揃えます。色が移るからです
- M.モウブレイ・グローブクロスを使っています
M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)
¥600
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【時々でOK】レザーソールのお手入れ
靴磨きの度に行う必要はありませんが、ソールが毛羽立ってきたら行います。
まとめ
- シューツリーを入れる!
→純正かCollonil(コロニル)アロマティックシダーシューツリー!
- 馬毛ブラシでホコリ等を取る!
→共通で1本 or カラー別で揃える!
- クリーナーで汚れ等を落とす!
→毎回使う!
- クリームで栄養補給!
→色有り or 色無しはお好みで!小さいブラシは、靴の色の数だけ用意!
- 豚毛ブラシでブラッシング!
→靴の色の数だけ用意!
- グローブクロスで仕上げる!
→靴の色の数だけ用意!
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