Alden(オールデン)ラベロコードバンの個体差を徹底比較!
Alden(オールデン)を語る上で欠かせないのが、「個体差」という概念。
もはや「手のかかる子ほど可愛い」くらいナチュラルに受け入れられていますが、Aldenの個体差はなかなかのもの。
10万以上もする靴なのに!同じ色として売られているのに!!同じ型番として売られているのに!!!
「個体差だからね」と納得されるAldenの凄さよ!!!!
いや、分かるんですよ。個体差が生まれる諸事情というのは。
でも。
でもですよ。
同じ色・型番として販売されながら、この差が許されるのって、結構凄いことだと思うんですよ。
許されるどころか、「個体差があるから、同じ型番の靴でも何足も欲しくなるよね」と購買意欲すら掻き立てるわけですよ!(僕もその一人!)
一周回って、これはAldenのマーケティング戦略ではないかとさえ思えてきます。
今回は、Alden Fanのハートを掴んでやまない「個体差」の中でも、僕が驚いた「ラベロコードバンの個体差」をご紹介します。
一足目!
ラベロコードバン・ロングウイングチップ9750。
光の当たり方でウイスキーのようにも見える色味です。
2足目!
ラベロコードバン・ロングウイングチップ97504。
デザインの違いは、エッジの色だけ!
こちらはウイスキーとは全く違う独自の色味!
比べてみましょう!
この個体差たるや!!
どの角度から見ても、個体差のクセがすごい!
しかし!この個体差こそが愛おしい!!
製造時期の問題!?
9750は2015年1月、97504は2012年8月が濃厚!
この約2年半の差が、個体差を生んだのでしょうか!?
更にここから謎が深まる!
突然ですが問題です。
この靴は、何色だと思いますか!?
これは、シガーです!
証拠をお見せしましょう!
間違いなく、シガー!
これはご存知マシューさんの私物なのですが、どうやらこの時期のシガーは、「ラベロっぽいシガーだよね」っていうことで「cigarello(シガレロ)」という愛称で呼ばれていたそうです。
シガーを頼んだのにラベロっぽいのが出てきたんですから、そりゃあ怒る人がいてもおかしくない!
ところがそれを堂々と販売するAlden!これもまた愉しんでしまうAlden Fan!
Aldenの作りがおおらかなら、それを愛するFanもまたおおらか!
Alden of San Diegoから写真をお借りしました!
超絶コレクション満載のAlden of San DiegoのMikeに、「ラベロの写真を使わせてくれませんか?」と結構長文でメールしたところ、わずか一行で快諾!Mikeかっこいい!!
(photo credit:Mike via Alden of San Diego)
これ全部ラベロですが、やっぱり、個体差のクセがすごい!
まとめ
今回は、Aldenの魅力の一つである「個体差」の中でも、ラベロの個体差をご紹介しました!