オールデンの伝説的モデルAF1を4足一挙比較!!
世界初!?AF1一挙4足比較!
今やAlden(オールデン)の伝説的モデルと言われる、Alden of Carmel(オールデン・オブ・カーメル)から発売されたAF1!
“Alden make-up revolution”の発端となり、”King of the Make-Up Shoes”と称されるこのモデルが発売されたのは1996年!廃盤は、当のアダム本人でさえ「2007年くらいかな〜」という意外と曖昧な記憶!!
今回はそんなAF1オーナー3名にお願いして、超絶AF1を一挙紹介させていただくことになりました!早速参りましょう!
#1 TuckさんのAF1!
このコントラストの美しさ!
オールデンのお手本のような着こなしです!
この写真は芸術の域!リーバイスのポスターでもオールデンのポスターでもいけそうでう!
TuckさんのAF1は、1998年製!発売2年後に製造されたもの。
既に20年近くが経とうとしているのに、このグッド・コンディションには驚きです!
Tuckさんからのコメント!
社会人になって本格的な革靴が欲しいと思い、20年近く前に最初に購入したオールデンです。
ハンドソーンステッチといい、ウイスキーとマホガニーのコンビといい、あまりにもカッコ良く、アダムにサイズを相談して買いました。
しかし当時はサイジングも良く理解出来ておらず、半日履くと足が痛くなりましたが、チャコールグレーのスーツに合わせたりして履いて来たお気に入りの一足です。
画像でも分かる通り、サイドから見るとマホガニーがかなり赤く(笑)、当時はちょっと派手過ぎるな〜と思いながら履いていましたが、今となっては結構貴重ですね。
元々リバースウェルトの様なワイドにウェルトの張り出した靴が好きですが、これはフラットウェルトにも関わらず、スマートなアバディーンラスト故か、ワイドにウェルトがせり出しているように見え、またダブルレザーソールですので、スマートなのに適度なワイルド感も兼ね備えています。
一方でヒールはいわゆるクローズヒールとなっており、フォーマルなスタイリングを演出しています。
更にこのモデルはタン・アンティークエッジではなく、ダーク仕上げとなっていることもフォーマル感の演出に役立っています。(ウェルト部は無色ナチュラルです)
サイズが小さいのでほとんどと言って良いほど出番が無くなってしまいましたが、しばらく放ったらかしにすると未だにマホガニー部にはブルームが出てきて中々世話の焼けるやつですが、僕とアダムとの長年の付き合いを象徴する靴でもあり、これからも大切にして行こうと思います。
確かにマホガニーのサドル部分がかなり赤く、その他のウイスキー部分とのコントラストが美しすぎます!
#2 カモネギさんのAF1!
カモネギさんのInstagramは、オールデンはもちろん、チャーチやJMウエストンなどの名靴満載!僕がオールデンに興味を持ち始めた初期からフォローさせていただいている憧れの方です!
見事なエイジングー!履き込まれることで輝きを増したAF1。ウイスキーコードバンは、熟成されるとこんな色味になるんですね!
新品には新品の良さがありますが、この色味は絶対に新品では表現できません。
そしてこの見事なシワ!履いていない状態でもハッキリ分かる波打つシワは、オーナーと歩んできた歴史を物語っています!
2002年製造!日韓W杯のときです!
が、しかし!カモネギさんのご記憶では2000年に購入されたとのこと!しかも、当時の状況とリンクされた記憶とのことで、記憶違いでもなさそうです。
このミステリアスさもオールデンの魅力!
カモネギさんからのコメント!
2000年にオールデン・オヴ・カーメルよりネット通販で購入。
同じアヴァディーン・ラストで同じコードバンで同じダブルソールで同じサイズの2210と比べて、何故か私の足によりぴったりフィットし、履き心地・歩き心地が格段に快適です。
バーガンディコードバンとウィスキーコードバンの違い、ブラッチャーとサドルのカッティングの違い、個体差で驚くほど違います。
確かに、同じラスト・サイズでも、モデルによってフィット感が全然違います!カモネギさんのコメントで納得しました。
#3 Yamato66さんのAF1!
カモネギさんより更にエイジングが進んだAF1!ここまで熟成されたウイスキーはなかなかお目にかかれない国宝級!
Yamato66さんのコメントにもあるとおり、2004年頃の購入から約13年に渡って定期的に登板。靴本来の役割を果たし続けてきたAF1は、未だ現役バリバリのAlden界のキングカズ!
この見事な色味とシワが、Yamato66さんと歩んできた軌跡を物語っています。
2003年製!
Yamato66さんからのコメント!
2004年頃ヤフオクで買いました。確か初オールデンだったと思います。
今では信じられないですが6万弱で落札できました。紐通しもされず、箱、シューバッグ、カードも全て揃ってました。 初オールデンだったのでその印象ははっきり覚えてます。
履く頻度としては、購入当初は週1程度だったような覚えがありますが、最近は月1~2くらいです。晴れの日は結構登場回数が多いです。
購入当時は手入れ方法を知らずポリッシュを厚塗りしていたこともあって、ウイスキー部分にグラデーションができてしまいましたが、それはそれで良い味になっていると思います。
なんとヤフオクで未使用品が6万弱!?同じ平成とは思えない時代の流れを感じます!タイムマシーン、プリーズッ!!
そんな時代の中、いち早く購入されたYamato66さんの先見の明たるや!しかも初オールデンでAF1とは、もはやおとぎ話の世界です!
#4 僭越ながら僕のAF1!
僕はマシューさんから譲り受けたものですが、カモネギさんやYamato66さんのAF1と比べると、まだまだ登板回数が少ない初々しい姿!シワの入り方も相当浅いです。
製造は2001年!
4足を並べて比較!
製造でいうと、Tuckさんの1998年(左下)→カモネギさんの2000年(型番は2002年?)(右上)→僕の2001年(右下)→Yamato66さんの2003年(左上)!
なんと、一番エイジングが進んだYamato66さんのAF1が一番新しい!これも面白いです。
エイジングが進むほど、ウイスキー部分とマホガニー部分が同化していく印象!製造時期による色味の違いもありそうです。
まとめ
オールデンの伝説的モデルAF1を一挙4足ご紹介しました!
Tuckさん、カモネギさん、Yamato66さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました!!