オールデンのサイズ選びで散々失敗してマイサイズを決めた全記録!
Alden(オールデン)サイズ選びの重要性!
・念願のオールデンのサイズが合わない!
・ようやく手に入れたレアカラーのサイズが合わない!
それはもう、筆舌に尽くしがたい悲劇です。
僕は靴のプロではありません。
あくまでも個人の意見としてお読み頂きたいですが、多くのAldenを履いて散々失敗した実体験を書かせていただきます。
サイズ迷走の歴史!
1.7D期
2.全ラスト7.5D期
3.全ラスト8D期
4.全ラスト7.5D期
5.バリー7.5D・アバディーン8D期
※体重の増減はほとんど無しです。
1.7D期
2015年頃、ファーストオールデン990(バーガンディプレーントゥ)を購入。
某セレクトショップで測って頂いた「7D」でした。
なにしろ初オールデンですから、言われるがまま。
当時は革靴のことをほとんど分からず、比較も出来ないので、「こんなものか」と思っていました。
ただ、厚手の靴下を履いた時や夕方以降、特に飲み会の後はパンパンでした。
この後セカンドオールデン99362(ブラックコードバン・ペニーローファー)7Dを購入。
爪先が当たって、履く度に痛くなりました。
2.全ラスト7.5D期
3足目として出会った975(バーガンディロングウイング)。
在庫が「7.5D」しか無かったのですが、どうしても欲しくて買いました。
その後、アバディーンなど他のラストも履いた結果、
「7Dでも履けるけどタイト、7.5Dだとややゆとりを持って履ける」
という勝利の方程式を確立。
そして、「バリーからアバディーンまで全ラスト7.5Dでいく!」と高らかに宣言し、サイズ問題に終止符を打ちました。
3.全ラスト8D期
7.5Dへの違和感
ところが2016年11月頃、寒くなるにつれ、左足の親指が当たっている感覚が強くなっていきました。
暖かいうちは気にならなかったのですが、冷え性で指先が敏感になったことが一因と思われます。
この頃、バリーとアバディーンの8Dを手にしました。
そのサイズしか無かったので8Dにしたのですが、バリーはルーズフィットであるものの、指先が当たることも、かかとが抜けることもなく、思いの外快適!
「これはもう8Dの流れだ」と思いましたが、反面、現に7.5Dで満足していた時期もあったわけですし、「一度ちゃんと測ってもらおう」と思い立ちました。
ラコタハウスでは8.5C!
実はこれまで、ちゃんと測って頂いた経験がありません。
それで百貨店を2,3店回りましたが、思うようにいかず・・・。
そこで、ちょうど大阪に行く機会があったのでラコタハウス大阪店へ!
そこでの結果は・・・「8.5C」!
でもCウィズはほぼ売ってないので、「Dウィズだとどうなりますか?」と質問。
ところが、Cウィズだと言われているのにDウィズを聞く、というトンチンカンな質問で僕自身訳が分からなくなり、「8.5C」しか頭に残っていません・・・。
凄いぞ、伊勢丹シューカウンセラー!!
そうしたところ、伊勢丹には「シューカウンセラーサービス」というものがあり、無料で計測を受けられることが判明!!(全国無料??)
僕は新宿店ではありませんが、新宿店は予約まで可能!!さすが伊勢丹、凄い!!
計測結果!
足長・・・右25.9cm・左26.2cm
足幅・・・右9.9cm・左9.4cm
足囲・・・右24.3cm・左23.4cm
シューカウンセラーの方から、「左右差が大きくて大変ですね」と言われる数値・・・。
シューカウンセラーの方とのやりとりで分かったこと。
①左の方が3mm長いのに、足幅と足囲は左の方が小さい。足囲に至っては、ほぼ1センチも違う。
つまり、左が細長いんですね。
足長の差はわずか3mmで、「そんなの影響あるの?」と思われるかもしれませんが、ちょうどバリーでいう7.5Dと8Dの境界をまたぐことになると思います。
ですから、7.5Dだと左足が当たるけど、8Dだと当たらないわけです。
そして、当たると言っても僅かではあるので、これまで7.5Dでいけると思っていたのも無理ありません。
②数値としては残っていませんが、左足の親指のほうが5mmほど高い。
確かに7.5Dを履いていると、当たる感覚が強いのは親指の「先端」というより、親指の「ちょっと上の方」(爪のあたり)なんです。
これは、左足の方が「長い」ことに加え、「高い」ことが原因だと腑に落ちました。これは大発見!
③特徴として、カカトが小さく、甲も平たい。
足長からすると、長い左に合わせてバリー8Dのはずですが、足幅と足囲がそれほどありません。
これが、8Dだとルーズフィットになる原因だと腑に落ちました。
8Dに正式決定!
足幅と足囲も大事ですが、とにかく指が当たるのは耐えられません。
ですから、足長の長い左に合わせると7.5Dは若干小さいので、8Dを選択すべきという結論に至りました。
もちろんCウィズを買えればラコタハウス計測の8.5Cというのもありですが、あまり現実的ではないと考えています。
そして、以前書いたサイズ選び法を前提に、全ラスト8Dに決定!
4.全ラスト7.5D期
約2年間、ルーズフィットながら8Dで問題無く過ごしました。
ところが2018年9月、「踵ゆるゆる問題」でサイズ問題が再燃!
必死にオールデンを集めてきたので、本当に落ち込みました!
そして、「全ラスト7.5Dを基本にする」という結論に至りました!
結果的に、一度は決別した7.5Dに逆戻り。
ただ過去に「全ラスト7.5D」と決めた時は、相談できる相手も居なければ、自分の足のこともよく知らない状態。
いわば、「素人が行き当たりばったりで決めたサイズ」でした(今も素人ですが…)。
しかし今回は、信頼できる方に相談したり、色んなサイズを履き比べたり、一旦8Dを経験した上での判断。
結論自体は同じでも、その重みは比べ物にならないと思っています!
5.バリー7.5D・アバディーン8D期
「全ラスト7.5Dを基本にする」と決めて、
・バリー(短靴)
・プラザ(短靴・ブーツ)
・ミリタリー(短靴)
・レイドン(ローファー)
これらのラストを、7.5Dで手に入れました。
このうち、バリー・ミリタリー・レイドンは7.5Dでジャスト。
しかしプラザ7.5Dは、ウィズがきつく、小指の側面が凄く窮屈でした。
その結果、プラザは7.5Dではなく8Dにしようと決めました(アバディーンも同様)。
プラザ・アバディーンはハーフアップというのは、多くのオールデンファンのサイズ選びと同じ。
ここに来て、ようやく正規ルートに来た感じがします!
まとめ
オールデンデビューから現在に至るまでの、サイズ選びの全記録をご紹介しました!
一旦決別した7.5Dに戻るなど、本当に失敗ばかり。
その理由は、僕の足が非常に細長いこと、そしてその特徴を自覚せず、行き当たりばったりで決めたことにあります。
ぜひ皆さんには、同じ失敗をしないで頂きたいと思っています!