タピールフレーゲクリームでAlden(オールデン)990を磨く!
お世話になっている靴屋さんに勧めて頂いた
【TAPIR タピール】フレーゲクリーム
を使ってAlden990(コードバン)を磨きました。
タピールとは?
タピールはドイツのブランド。
革に浸透しながら美しい艶の出る靴クリームで、
天然の素材のみで作られているそうです。
柑橘系の良い香りがします。
そしてこの愛らしいパッケージ。
「なんか欲しくなる」
そういう感覚にしてくれます。
ネットで調べると、
「クリームタイプのワックス」
と表記されていることが多いです。
靴屋さん曰く、これ一つで栄養補給もできるそうですが、
僕は時折栄養クリームを入れています。
栄養クリームは、たとえば、
”Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス”
を使っています。
靴以外の革製品にも広く使え、牛革だけでなくコードバンにもいけます。
ケアに参りましょう!
磨くのは、
Aldenの代表作の一つ990(プレーントゥのバーガンディー)。
3年位前に買いましたが、履くのがもったいなくて1年位飾ってました。
記念すべきファーストAldenです。
①シューツリーを入れて靴紐を外す。
シューツリーは
[コロニル]Collonil アロマティックシダーシュートゥリー。
このAldenは7Dで、ツリーはMです。
②馬毛ブラシでホコリを落とす。
ブラシは革の種類や色で分けず全足共通で一つ。
豚毛ではなく馬毛です。
例えばこれ。
③クリームを塗っていきます。
ブラシはペネトレイトブラシです。
「クリームの色」ではなく、
「靴の色」ごとに揃えています。
写真のブラシは、コードバンのバーガンディー用。
《靴の色ごとに分ける理由は?》
たとえクリームが無色でも同じブラシで色んな色の靴に塗ると、
靴自体に残っているクリームがブラシに移ってしまいそうなので、
靴の色ごとに分けてます。
クリームの色に合わせても、靴の色に合わせても、
用意する本数は大差ありません。
④ブラッシング
②のホコリ落としの馬毛ブラシとは別に用意します。
ペネトレイトブラシと同じ理由で、靴の色ごとにブラシを用意しています。
クリームを均一化させたりする役割なので、クリームが付着します。
ですから、全足共通とはいきません。
どの色のブラシか見分けがつくように書いてます。
手書きの字が汚いのはスルーして下さい。
コードバンに使うのは、「馬」毛ブラシ。
僕は平野ブラシとモウブレイのコラボ商品を使っています。
高いですが、靴は大事に長く使いたいので奮発しました。
そう買い換えるものでもありません。
⑤クロスで仕上げ。
クロスで余分なクリームを拭き取りつつ磨き上げます。
⑥完成!!
艶が出ました!
靴紐を装着。
ピントを合わせたら光の加減が。
接近。
さらに接近。
やや下から接近。
光ってますね。
たまりません。
総括。
通常のワックスは、やり方がいまいち掴めないのと、
あまり塗らないほうが良いという意見もあったりして、塗っていません。
このクリームは、簡単にナチュラルな艶が出るので使いやすいです。