オールデンのサイズが大きい時は修理店でインソール追加がオススメ!|オールデン初心者に捧げるまとめ#32
「オールデン初心者に捧げるまとめ」とは?
主に「Alden(オールデン)に興味を持って3年以下の方」(便宜上「初心者」と呼びます。)に向けて書いています。
意外と緩かったモディファイドラスト!
念願叶って手に入れた、Alden(オールデン)125周年限定・ダークブラウンコードバン・ロングウイングチップ!
サイズは8Dです。
履いた感想は、「バリーよりもルーズフィット!」
僕は踵が小さいようで、特にヒールが緩いです。
また、バリーのロングウイングより羽根が閉じます(あくまでも僕の場合で、モデル差・個体差もあります)。
そこで、サイズ調整のためにインソールを入れたのでご紹介します!
少し大きい時はインソールで対応!
オールデンのマイサイズは、レングス・ウィズの組み合わせで決まります。
しかし既製靴である以上、フィットには限界があります。
更にレアカラーは、ベストサイズはなかなか手に入りません(特に「Dウィズ以外」)。
さらに同ラスト・同サイズなのに、個体やモデルによって微妙にサイズ感が違ったりします。
例えば僕の場合、プレーントゥは緩く感じます。
そこでハーフサイズ以上大きいと難しいですが、「マイサイズだけど少し大きい」という場合、僕は修理店でインソールを入れてもらってます!
生まれ変わったダークブラウン・ロングウイング!
一見何も変わってませんが・・・
インソールが入ってます!
ヒールパッドはそのまま!
外せるようにリクエスト!
「あえて」インソールを接着剤で固定せず、簡単に外せるようにリクエスト。
履く度に出し入れするわけではなく、後日「やっぱり外す」となった際、接着剤の跡を残さないためです。
接着剤を使わないので、若干靴の中でズレやすくはなります。
ただ、この靴用に作っているので、そう簡単にはズレません。
ヒールパッドを外した状態!初めて見ました。
インソールを外せばオリジナルの綺麗な状態!
素材は牛のヌメ革!
まだ履いてない状態なので、これは指の跡ではありません!
裏側!
インソールとヒールパッドは、離れないように付けてあります。
裏はザラザラした状態。おかげで、靴の中でズレにくいです。
厚さは3mm!
靴を持っていった際、即席でコルクのインソールを作ってもらい試着。
他の厚さも試しながら、しっくり来た厚さをオーダー!
僕が通っている修理店では、一週間程で完成!
モディファイドラストに合わせた完璧なカッティング!
独特なくびれ部分にも、パーフェクトフィット!
加工前の革を見せて頂きました!
こちらを表面に使いますが、先程のインソールと色が違いますよね。
削ることで、先程のインソールと同じ状態になります!
こちらは裏面。
女性用の靴には別の革を使うなど、色んな革を用意。
今まで任せっぱなしで何も考えてなかったですが、プロは流石です!
履いた感想!
前半分にインソールを入れたので、足が前に行きづらくなります。
そのおかげで、踵の緩さは随分マシになりました。
またインソールの分高さも出るので、甲周りのフィット感も上がりました。
これで、愛着を持って履き続けられます!
シガープレーントゥにも、同様にインソールを入れてます。
こだわるなら専用インソールがオススメ!
手軽に出し入れできて、汎用性のある形のインソールも市販されています。
これだと複数の靴に使い回せて、リーズナブル。
ただフィット感を考えると、「その靴に合ったインソール」がオススメ!
また僕は、ヒールパットが見える状態が好きです。
まとめ
モディファイドラストの靴が少し大きかったので、修理店でインソールを入れてもらいました。
マイサイズでも、モデルや個体によって微妙にサイズ感が違うことはあります。
そこで「インソールを入れる」というのは、サイズ調整の選択肢としてオススメです!