他ブランドのレアカラー&カラー展開事情!ハインリッヒディンケラッカー編 by首藤さん
Alden(オールデン)以外のブランドについて聞いてみよう!
店頭やネットでオールデンのレアカラーを買えていたのは、もはやおとぎ話の世界。
ところがブランドが変われば、オールデンで言うレアカラーやオールデン未展開色が買えることも…。
そこで、
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・他ブランドでも、レアカラーって存在するの?
・他ブランドだと、どんなカラー展開があるの?
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そんな素朴な疑問について、解説して頂きました!
今回は、ドイツの人気革靴ブランド「HEINRICH DINKELACKER(ハインリッヒ・ディンケラッカー)」編!
解説は、新進気鋭のブロガー「首藤革靴出張所」の首藤さん!
2019年6月スタートながら、ほぼ毎日更新で既に110記事以上!
ハインリッヒディンケラッカーを中心に、靴磨き等の記事も満載。
僕の中では、「ディンケブロガーと言えばこの人」と言えるほどオススメのブロガーさんです!
1日履いた靴を「ヤレ靴」と命名し、SNSで「ヤレ靴選手権」を開催するアグレッシブさも印象的です。
では参りましょう!
1.ディンケにも、「レアカラー」って概念はあるの?
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こんにちは、首藤です。
ディンケのコードバン革靴は、オールデンと同じHORWEEN社のシェルコードバンを使っています。
そして一応、「レアカラー」という概念はあります。
すでに見かけなくなった「ウィスキー」がそれにあたりますね。
現在ディンケのコードバンのレギュラーカラーは4色です。
1.ブラック
2.オックスブラッド
3.ダークコニャック
4.ネイビー
以前はここにウィスキーも名を連ねていましたが、2016年の初めあたりに代理店でも最終入荷を迎えており、それ以降ディンケでは新しくウィスキーカラーの靴は製造されていないはずです。
今ではウィスキーコードバンは「幻のカラー」と呼ばれており、新品購入はできないため中古市場でもその価値は未だ健在となっています。
そのためウィスキーに関しては、「レアカラーになった」と言った方が正しいのかもしれませんね。
他にオールデンで言うレアカラーで、ディンケでも展開されている(されていた)カラーはありません。
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2.オールデンで展開されてないカラーはあるの?
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なんとディンケで展開されている(されていた)コードバン5カラー(ブラック・オックスブラッド・ダークコニャック・ネイビー・ウィスキー)のうち、ブラック・ウィスキー以外の3色がオールデン未展開色です。
ある意味オールデンとしっかり住み分けは出来ているので、オールデンを複数お持ちの方でもディンケでは新たなカラーをゲット出来ますよ!(カモンディンケ沼!)
では、定番色について簡単にご説明します。
オックスブラッド
その名の通りレッド系の色味になりますね。
左がオックスブラッド、右がオールデンのカラー8(ダークバーガンディ)です。
カラー8に比べて赤みが強いカラーです。
最初のうちは割と暗めの色なんですが、履き込んでいくと鮮やかに赤みが増していくというエイジングをします。
ダークコニャック
シガーやダークブラウンに近い色味でしょうか。
ディンケファンからすると非常にディンケらしいカラーかなと思います。首藤はこのカラーが一番好きですね。
一見「濃いブラウン」に見えますが、光の当たり方によってその表情がかなり変わります。
「エイジングをすると幻のウィスキーみたいになる!」という触れ込みでちょっと話題になったりもしました。
ネイビー
こちらは他ブランドでも展開があるカラーですが、ディンケのネイビーはかなり色が濃く黒みが強い気がします。
室内だと一見ブラックと見間違うなんてこともあるようです。
まさに濃紺の名に相応しいネイビーですが、落ち着いたカラーリングが特徴です。
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3.各カラーの購入方法や入手可能性は?
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レギュラーカラー4色でも、日本で好きなものを購入するのは結構難しいかもしれません。
入荷したらすぐに出ていくような状況みたいです。
その点個人輸入だと在庫さえあれば割と簡単に新品が手に入ります。
ディンケの公式サイトや海外の販売サイトなどで在庫があれば購入できますし、公式サイトであれば在庫がない場合でも、プレオーダーみたいな形で依頼することも出来るようです。
ちなみに代表モデルRIO・BUDAのコードバンモデルの場合、日本での定価は約16万円です。公式サイトでは$1065なので12万円弱、これに税金が掛かるので、日本で買うよりは安いですがそこまでお得感はないかもしれません。笑
USED市場だと状態の良いものが定価の半額ぐらいで買えたりするので、そちらを狙うのもありかもしれませんね。
尚、ウィスキーだけは別で、上述の通りショップから新品で買うのは現状不可能です。
どこも展開していませんし、オールデンのようにショップの力は強くないので、不定期に限定モデルを展開する、ということもありません。
そのためディンケでウィスキーを購入したいのであれば、完全にUSED狙いになります。
USED市場であれば、中古でも日本定価ぐらいで取引されている印象です。
未使用品であれば18~20万円なんていう出品もあったりするので、その希少価値はかなり高まってると言えます。
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楽天で買える新品&USEDディンケ!
Shogoの感想!
ディンケでは、ダークコニャックとネイビーが定番色というのは驚きでした!
そしてウイスキー…。
実は最終入荷と話題になってた頃、ウイスキーRioを買ったんです。
結局手放してしまって、今となっては勿体無いことをしました…。
必見!首藤さん渾身のディンケまとめ記事!
まとめ
他ブランドのレアカラー&カラー展開事情、今回はドイツのハインリッヒディンケラッカー編をお届けしました!
解説して下さったのは、「首藤革靴出張所」の首藤さん!
僕の中では「ディンケブロガーと言えばこの人」という新進気鋭のブロガーさんです。
ディンケはAldenと同じホーウィン製コードバンを使っていますが、レアカラーという概念も定番色の展開もオールデンと違って面白かったです!
首藤さん、ありがとうございました!