ヒールが変わるとソールの大きさも変わる!|オールデン初心者に捧げるまとめ#11
「オールデン初心者に捧げるまとめ」とは?
主に「Alden(オールデン)に興味を持って3年以下の方」(便宜上「初心者」と呼びます。)に向けて書いています。
ヒールが違うと、ソールの大きさも変わる!
前回、大きさの違う2種類のヒール(ラージ・スモール)をご紹介しました。
そして、ヒールの大きさによって、ソール(靴の裏)の大きさも変わります!
同サイズのアバディーンを比較!
どちらもアバディーン8Dですが、
- 上:スモールヒール
- 下:ラージヒール
という違いがあります。
ソールを見ると、同じラスト・サイズなのに大きさが違うことが分かります!
具体的には、
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①ヒールの幅が変わる!
②土踏まず付近の幅が変わる!
③全長が変わる!
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①ヒールの幅が変わる!
ヒールはこれだけ違います。
②土踏まず付近の幅が変わる!
土踏まず付近の幅が違うことも、一見して分かります。これは当然といえば当然で、ヒールの幅が違うのにここの幅が同じだと、変な形になります。
他方、指の付け根付近の幅はほとんど変わりません。測ってみても、数ミリ程度です。
③全長が変わる!
- ラージヒール(向かって左):約30.3cm
- スモールヒール(向かって右):約29.5cm
どちらもアバディーン8Dなのに、ラージはアッパーよりヒールが出ている分、全長も長くなっています。
※大きさが違うことを検証する測定なので、細かな数値は参考程度に留めて下さい。
ヒール一つで、こんなにも変わる!
以上見てきたとおり、指の付け根付近の幅は変わらないのですが、土踏まず付近の幅は変わります。
そのため、スモールヒールは指の付け根付近から土踏まずに掛けて急激に細くなるのに対し、ラージヒールは緩やかという違いが出ます。
アッパーの大きさは変わらない!
このように、ヒールが変わるとソールの幅・全長が変わりますが、「アッパーの大きさ(=サイズ感)は変わらない」という認識です。つまり、「ソールの大きさは違っても、乗っかっているアッパーは同じ」ということです。
商品ページを見る時は注意が必要!
USEDの商品ページ等に「ソールの全長」が載っていることが多いですが、これを参照する時は、「その靴がラージヒールかスモールヒールか」を考える必要があります。
まとめ
2種類のヒールの違いによって、ソールの大きさが変わってくることをご紹介しました!