【動画付レビュー】epeのレザー製スクエアリュックは機能的&コスパ抜群でオススメ
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僕は、鞄(カバン・バッグ)の中でもバックパック(リュック・デイパック)が好きです。
そしてレザー(革)も好きなので、レザーバックパックはかなり好き。
ただ革靴も年々値上がりしていますし、革製品は高額にならざるを得ません。
しかし今回紹介するepe(エペ)のスクエアリュックは、なんと¥25,300 (税込)!
デザインや収納力にも一切妥協しない完成度で、メンズ・レディース問わず、プライベートでもビジネスでもしっかり使えます。
そんなに安くて大丈夫?
通販で買うの心配なんだけど…
そういった疑問にもお答えできるよう、しっかりレビューします。
Instagramで偶然見かけて一目惚れして、レビュー用に商品提供していただきました。
もちろん、忖度抜きでレビューします。
epe(エペ)とは?
2022年に生まれた、日本の本革バッグブランド。
2022年7月1日から、今回紹介するリュックとトート(各3色)の販売をオンラインでスタートしました(2023年9月から財布も展開)
実はepeを展開するのは、1962年から約60年にわたって千葉県茂原市でカバン専門店を営む会社。
家族経営で、ビジネスバッグや学生向けカジュアルバッグを中心に扱う「町のカバン屋さん」というイメージのお店です。
ところが今回、自社で商品を企画・製造し、ECサイトを通じて消費者に直接販売するブランドを立ち上げ。
60年近くバッグの仕入・販売を手掛け、ユーザーの声を直接聞いてきた小売店のメリットを活かした注目のブランドです。
バッグはもちろん、インスタもHPも超絶オシャレな世界観なので、「町のカバン屋さんの自社ブランド」と聞いて正直ビックリしました!
epeのスクエアリュックがオススメな5つの理由!
- シンプルで高級感溢れるデザイン
- 美しいレザーを贅沢に使用&複数のカラー展開
- 十分な収納力
- 背負心地も快適
- 常識破りのお手頃価格
①シンプルで高級感溢れるデザイン
「スクエアリュック」という名のとおり、四隅がゆるやかにラウンドした美しいフォルム。
- 横幅:28cm
- 高さ:40cm
- マチ幅:11cm
- 重量:約1,050g
エンボス加工のロゴだけの、超シンプルデザイン。
ファスナー部分を少し低くして、目立たなくしたこだわり。
最近は、ある程度カジュアルなリュックでもビジネス使いする人が増えました。
とはいえ、こういった大人っぽいリュックだと、より合わせやすいです。
カジュアルな服装に合わせても、グッと引き締まります。
②美しいレザーを贅沢に使用&複数のカラー展開
epeの本革は、環境に配慮したベジタブルタンニンレザーを採用。
化学薬品を使用せず自然由来の植物性タンニンを使うことで、有害物質が発生しないレザーです。
細かいところまで妥協せず、ファスナーの引き手にもレザーを使用。
epeのブランドテーマは、「Life with ethical mind」(直訳すると「エシカルな心と共にある暮らし」)
ユーザーにエシカルな日々を送ってほしいという想いが込められています。
epe自身も、環境保全や貧困といった社会課題を意識したモノづくりをされています。
ブラック・ネイビー・キャメルの3色展開
よりフォーマルなブラックも良いですし、シックでオシャレなネイビーも素敵です。
ブラックやネイビーは濃い色で染めますが、ライトブラウン系は染色で色ブレが出やすいので、ブラックなどに比べて作るのが難しいです。
ですから、この価格でキャメルも展開しているというのは、かなりポイント高いです!
エイジング
エイジング(経年変化)が楽しめるのもベジタブルタンニンレザーの特徴。
約半年(週2〜3日)使用。
艶が出て、柔らかく馴染んでいるのがハッキリわかります!
こちらはトートですが、今回紹介しているリュックと同じ革・同じカラー。
約半年(週4〜5日)使用された状態で、ブラックより色の変化を楽しみやすいです。
③十分な収納力
レザーリュックは「レザーである」という点が重視され、通常のリュックに比べて収納力が重視されづらい気がします。
その点epeは、収納力・機能性もしっかり意識。
まず正面に、2つのポケット。
電車で前持ちにした時などにも役立ちます。
上段は、iPhone13が縦に入る深さ。
一般的なビジネス書が横向きに入る余裕もあります。
下段は上段より深くなっており、ビジネス書が縦向きに入るほど。
上段・下段ともに、小分けポケットや仕切りはありません。
スマホ・イヤホン・財布・目薬・リップクリームなど小物を入れると良さそうです。
メイン収納は、全体的に傷が付きにくい柔らかい裏地。
もちろんA4サイズは余裕で入りますし、仕事・プライベート問わずしっかり入る容量です。
深めのファスナーポケットが1つ付いています。
ファスナーポケットの手前にもポケットが2つ(ファスナー無し)
メイン収納部にボトルホルダー付き。
水筒も入るように、500mlのペットボトルより少し大きめ。
結構自由に動くので、荷物のジャマになりません。
メイン収納にペットボトルや水筒を放り込むと、横になったりして結構ジャマなんですよね。
このタイプの収納は初めて見ましたが、かなり合理的です。
背中側には、ボタン付きのパソコンポケット。
写真はMacBook Pro 13インチですが、14インチ程度のパソコンまで入ります。
もちろん保護用のクッション素材です。
写真だと分かりづらいですが、PCポケットの底部分が、カバン自体の底部分から浮かせてあります。
机などにカバンを置いた状態でPCを入れても、机などの衝撃を受けません。
これは本当にありがたいです!
PCを取り出す際にカバンの上部に当たりがちなので、引っかかって落とさないように注意。
「めちゃくちゃ収納や小分けポケットが多い」というわけではありませんが、「ポケットが多すぎて使いこなせない」という場合もあります。
本作は基本的には十分ですし、どうしても足りなければバッグインバッグやガジェットポーチなどを使うのもオススメ!
④背負心地も快適
背中に当たる部分とベルトの裏は、柔らかいクッション素材。
最近のリュックはこのタイプが多いので、きちんと抑えていただいているのは嬉しいです!
⑤常識破りのお手頃価格
レザーバッグでこの価格は破格!
しかも「安かろう悪かろう」ではなく、クオリティもかなり高いです。
「なにか裏があるんじゃないか?」と勘ぐりたくなりますが、ちゃんと理由があります。
epeで使われるベジタブルタンニンレザーは、30以上の工程を経て完成されるため、非常にコストがかかります。
また、バッグの製造・販売に関しては、商社や小売業者など様々な中間業者が入るためコストが多くかかります。
そこでepeは、
- 工場と直接契約
- ECサイトでダイレクトに販売
こういった工夫で、大幅なコストカットを実現。
もちろん、自社で商品を企画・製造しているというのも大きいです。
epe製品は、バングラデシュで製造。
継続的に適正価格で生産依頼することで、雇用の創出にも努めているそうです。
購入前に知っておきたい点
①定期的なメンテナンスが必要
epeに限らず本革バッグの宿命ですが、ひび割れなどを防いだり、色味やツヤをキレイに出すために定期的なメンテナンスが必要です。
とはいえ難しいことではなく、メンテナンスで育てるのも楽しみの1つ。
epeのHPでは、具体的な方法も解説されています。
②水に注意
これも本革バッグの宿命ですが、雨などの水には注意が必要です。
特にキャメルは色が薄いので、シミが目立ちます。
③実店舗で見られない
epeはオンライン販売することによってコストカットしています。
そのため実物を見ることはできません。
ただ未使用品であれば、イメージ違いといった購入者都合でも返品可能!
これはありがたいです。
ただし、返品に伴う返送料および返金時に振込手数料が発生する場合はお客様負担です。
購入方法
直営オンラインストアはもちろん、Amazon・楽天・ヤフーショッピングでも買えて非常に便利です。
まとめ
epe(エペ)のスクエアリュックをレビューしました!
約60年にわたって千葉県茂原市でカバン専門店を営む会社が、2022年に立ち上げた新ブランド。
長年に渡る知識と経験を活かした、美しいレザーと機能性が融合した逸品です。