【まとめ】LOOPWHEELER(ループウィラー)の歴史・こだわり・展開モデル・買い方etc
LOOPWHEELER(ループウィラー)まとめ!
Alden(オールデン)ファンの中でも愛用者が多い、ループウィラーについてまとめました!
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- ループウィラーとは?
- ブランドヒストリー!
- ループウィラーのこだわり!
- 展開モデル!
- ここで買える!
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1.ループウィラーとは?
「世界一、正統なスウェットシャツ」を。
そんな思いから1999年にLOOPWHEELERはスタートしました。熟練した技術を持つ職人の手によって生み出される「着心地のよい」吊り編みものだけを世界に発信しています。(LOOPWHEELER HPより引用)
2.ブランドヒストリー!
ブランド名の由来は?
ループウィラーと言えば、昔ながらの「吊り編み機」を使ったスウェット!
その吊り編み機に『LOOP WHEEL=ループホイール』と呼ばれる部品が付いていたことから、それを参考にブランド名が考えられました。
海外から始まり、満を持して日本展開!
1999年:日本ブランドである「ループウィラー」は、意外にも1999年に海外展開からスタート。それまではOEMの会社だったのですが、「ループウィラー」ブランドをロンドンへ売り込み。
2000年:販売店舗第一号店として、イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジズ (Selfridges) 」での展開がスタート。
2000年〜2001年:パリ屈指のセレクトショップ「コレット」や「ジャック・スペード」がループウィラーを買い付け、海外展開を拡大。この間、日本展開はありませんでした。
2002年:国内初店舗が中目黒にオープン。満を持しての凱旋帰国となりました。その後千駄ヶ谷に移転し、今では大阪・福岡にも店舗を構えています。
店舗デザインは「ワンダーウォール」の片山正通さん!
画像出典:WONDERWALL
千駄ヶ谷店。
大阪店。
画像出典:WONDERWALL
福岡店。
因みにワンダーウォールは、MACKINTOSH(マッキントッシュ)世界初の旗艦店であるイギリス店と、2店舗目の青山店のデザインも担当!
なぜカタカナロゴ?
ループウィラーのアイコンと言えば、このカタカナロゴ!
「なぜカタカナ?」という点について、創業者・鈴木諭さんがこう語られています。
最初はよく言われたんですよ、「ダサい」とか「コレがなければいいのに」とか。
そもそもは漢字のロゴも検討していたのですが中国語と見分けがつかなくなり扱いづらいということで、カタカナで入れることにしたんです。
今となっては海外の方もカタカナに興味をもって頂いたりして、ある意味ブランドの証にもなっています。(Fashionsnap.com Insideより引用)
3.ループウィラーのこだわり!
まずは、ループウィラーと言えば「吊り編み機」!
画像出典:LOOPWHEELER HP
「吊り編み機」は1960年半ばまではスウェットシャツの生地を生産するにはごく一般的な編み機でした。その出来あがった生地の最大の特徴は「やわらかさ」、この言葉に集約されます。(LOOPWHEELER HPより引用)
ループウィラーのスウェットはとにかく柔らかく、モチモチ・フワフワです。
一度手に取れば、その意味が分かります!
「そんなに良いなら、他のブランドも吊り編み機を使えば良いじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし吊り編み機は、時代と逆行する「非効率的な機械」。
衣料品にも大量生産・大量消費の時代が訪れ、効率重視の生産体制が築かれる中、この吊り編み機は徐々にその姿を消してゆきます。たとえば「吊り裏毛」は1時間に1mしか編むことが出来ず、さらには職人が常時、編み機の調整を行いながらの稼動になるため、多くの工場がコンピュータ制御の最新の編み機を導入する事で、生産効率を上げていきました。(LOOPWHEELER HPより引用)
1940年代後半から1960年代中盤にアメリカで作られたヴィンテージスウェットの生地は、吊り編み機で作られています。
ところが、現在世に出回っている殆どのスウェットは「シンカー編み機」と呼ばれる大量生産向けの高速編み機によって生地が編まれており、アメリカでさえ吊り編み機はありません。
画像出典:LOOPWHEELER HP
時代の流れとともに「非効率的な機械」となってしまった吊り編み機は、和歌山に約400台存在するのみ。
ですから、吊り編み機で裏毛を編めるのは世界中で和歌山だけということになります。
しかも驚くことに、現在その和歌山で吊り裏毛が編める工場は2社のみ!
つまり、時代遅れで非効率的だけれど、他では作れない唯一無二のスウェット!
画像出典:LOOPWHEELER HP
天井から吊り下げて設置されていることから、「吊り下げられた編み機=吊り編み機」と呼ばれています。
画像出典:LOOPWHEELER HP
そして、編みあがった生地を手で裁断し、フラットシーマというミシンで縫製。
この他にも実に多くの工程を経て、ようやく僕たちの手に届きます。
確かに「吊り編み機」は象徴的存在ですが、1枚のスウェットが完成・販売される過程には、実に多くの人が関わり、こだわりがあるのだと分かります。
なんか、ジーンときます。
ループウィラーHPには詳細な解説もありますので、ご興味ある方はぜひ。
4.展開モデル!
「定番四天王」と呼ばれる4モデルを始め、毎年意欲的に新作をリリース。
更には、受注会でしか手に入らないモデルも展開されています。
受注会は、全国に3つしかない店舗へ足を運ぶ必要があります。
定番四天王とは?
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- クルーネックスウェットLW01
- クルーネックスウェットLW250
- ジップパーカLW09
- ハイジップパーカLW290
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そしてLW05プルオーバーパーカ&LWライト吊り裏毛使用プルパーカが、脇を固める風神と雷神的な存在。
これは、僕が勝手に言っているわけではありません(笑)
LW01
画像出典:LOOPWHEELER
最初に作られたモデルで、何度もサイジングを変えながら展開されています。裏毛生地は「LWベーシック」を使用。
LW250
首周りはゆったりめで、スリムなシルエット。
LWベーシックと並んで使用頻度の高い裏毛生地「LWライト」を使用。
シャツとの重ね着ならLW01よりこちらがオススメです。
LW09
画像出典:LOOPWHEELER
LW290
別注品も多数!
大手セレクトショップやブランドとのコラボも積極的に展開。
例えばこちらは、BEAMS PLUS(ビームスプラス)別注。
定番のLW250がベースの、Begin別注!
半袖スウェット!
Tシャツ!
5.ここで買える!
全国3店舗(東京・大阪・福岡)の直営店!
実店舗での購入は、実際見て・着て選べるのでメリットが大きいです。
ただ場所が限られているため、遠方の方はなかなか行けないのがネック。
ネットでループウィラーを買う方法!
直営オンラインストアが無いため、直営店取り扱いモデルは基本的に通販不可。
ただ、一部の定番品・別注品・USEDならネットで購入可能!
詳しくは下記にまとめました。
まとめ
ループウィラーの、ブランドヒストリー・こだわり・展開モデル・買い方等についてまとめました!