ラコタハウスのオールソールと修理でオールデンが感動の復活!

Alden(オールデン)を始めとした革靴は、日頃のケアに加えて、トゥやヒールの交換、アッパーの補修、オールソールといったリペアが不可欠です。
ただこれは、単に「面倒なこと」「お金が掛かって嫌なこと」ではありません。そうすることで長年に渡って履き続けることができ、ともに歴史を刻む頼もしいパートナーであり続けるわけです!
避けては通れないリペアをどこに頼むか?
たくさんの魅力的なリペアショップがあるので、迷うところです。中でも気になる存在は、ラコタハウスのリペアサービス!
オールデン輸入総代理店直営という信頼と、純正パーツを使ったリペアが魅力!ただ、少し敷居が高いイメージもあります。
そこで今回は、最近ラコタハウスのリペアサービスを利用されたばかりのrrl_aldenさんと、昨年利用されたKazuさんの超具体的体験談をお届けします!
ラコタリペアを検討される際には、かなり参考になる内容です。僕自身もラコタリペアを利用したことがないので、とても勉強になりました!
ラコタハウスリペアサービスとは?
サービス内容から具体的金額まで、HPに掲載されています。
10種類のオールソールメニュー
同じソールへの交換はもちろん、レザーソールをクレープソールに変更といったカスタマイズも可能!(ラストによっては付けられないソールもあります)
「シングルをダブルに、やっぱりウォーターロックソールに、いやここはハーフコマンドに」といった自分別注が可能!これは驚きです。
13種類のヒールメニュー
その他メニュー
トゥの補修や、なんといってもヒールパッド(インソールのオールデンロゴが入った敷革)交換は超魅力的!
rrl_aldenさんの体験記!
rrl_aldenさんは、これまでオールソール経験自体がなく、ラコタリペアを経験されるのも初めてとのこと。
今回USEDでウイスキーコードバンローファーを手に入れ、純正パーツによるリペアに強い関心があったのと、オールデン輸入総代理店直営店として信頼できると思い、オーダーされたそうです!
オーダーされたメニューは?
①オールソール(裏側から見える全て)
②ヒールパッド交換(インソールのオールデンロゴが入った敷革)
③ステッチ直し(左足甲と左サイドアッパー部分のつなぎ目)
総額おいくらでしたか?
28,080円(消費税込)でした。
靴を出してから、どれくらい掛かりましたか?
約1ヶ月半でした。
実際やってみたご感想は?
中古の購入時から、新品の状態に戻せる部分は全てパーツ交換したいと考えておりました。
そして、どうせリペアするなら最高の形でと思い、ラコタさんに依頼して純正パーツでと早い段階から決めていました。
内側の指あとの付く内底の交換も希望しましたが、ラコタさんによると「そこの部分はアッパーと同様に交換不可」との事でしたので断念しました。
様々なショップのリペアを比較できませんので、結果的にこれが最高かどうかは検証できませんが、ロゴ入りのパーツで、仕上がりが綺麗なので納得しています。
ビフォー&アフターをご紹介します!
まずはビフォー!
インソールロゴは90%以上残っていますが、トゥが減っているのと、ヒールが前オーナーによって交換されています。また、アウトソールも使用感があります。
さぁ、アフターを見てみましょう!
ステッチ直し!
ヒールパッド完全復活!やはりこの真新しい状態は格別です!なんなら、ヒールパッドだけ買って飾りたいくらい!
パーフェクトソール!オールデンファンなら狂喜乱舞する、オールデン純正の力!
ラコタリペアによって、第二の人生をスタートさせたウイスキーローファー!
新品かと思う程の完成度は、さすがラコタリペアだと感激します!
Kazuさんの体験記!
2009年に購入されたファーストオールデンを約7年履いた昨年、ラコタリペアに出されたそうです。オールソール時点で50回以上は履かれたという、溺愛オールデン!
オーダーされたメニューは?
ウォーターロックソールのオールソールでした。
総額おいくらでしたか?
22,680円(消費税込)でした。
実際やってみたご感想は?
ソール交換はリペア専門店でも出来るのですが、やはりソールにAldenのマークが入っていた方が良いなと思っていたのでラコタさんで実施してもらいました。
純正のパーツを使用することもスタッフの方から聞いていたので、不安は特には無かったです!
綺麗になってきて満足してます。ソールにオールデンのマークは残したい方や純正が良いと思っている方は良いのではないでしょうか!
ビフォー&アフターをご紹介します!
まずはビフォー!残っていたのは1枚のみ!
アフター!急遽撮影していただきました!
ヒールも含めて、オリジナルの状態に復元されています!オールソールすると、全体の印象が大きく変わります。エッジの色がちゃんとアンティーク仕様になっているのも良いですね!
純正オールソールでAldenロゴが復活しますが、実は新品時とは少し違います!
まずは新品状態のソール。
続いてrrl_aldenさんのラコタリペア!
続いてKazuさんのラコタリペア。
決定的な違いは「HORWEEN GENUINE SHELL CORDOVAN」のロゴが無いことと、「MADE IN U.S.A」の文字が無いこと!
以前USEDオールデン選びのポイントについて書きましたが、たとえAldenのロゴが付いていても、上記2点が異なればラコタオールソールしたことが分かるわけです!
ちなみに、マシューさんが本国でオールソールされた写真を見ると・・・
「HORWEEN GENUINE SHELL CORDOVAN」は新品同様入りますが、Aldenロゴが横向きになり「Restoration」の文字が入ります!
まとめ
オールデンの輸入総代理店直営ラコタハウスのリペアサービスをご紹介しました!何と言ってもAldenロゴの復活や純正パーツを使ったリペアは、何物にも代えがたい魅力!
長年履いた愛するオールデンやUSEDで購入したオールデンを復活させるには、断然「アリ」な選択肢だと改めて思いました!
rrl_aldenさん、Kazuさん、マシューさん、貴重な情報のご提供、ありがとうございました!