Alden collection|D8906(Uチップブーツ/ラベロコードバン)
Shogo
前略、物欲が止まりません。
以前、同じ「ショートウイング」にも関わらず細部に至るまで異なる2足をご紹介しました。
今回は、Alden(オールデン)ショートウイングとロングウイングを比較してみたいと思います!
「ショートとロングなんだから違って当然でしょ!勘弁してよ!」と思われるかもしれません。
確かに明らかにモデルは違うのですが、違いはウイングの長さだけじゃなかったのです!
どちらも8D、バーガンディコードバン、アンティークエッジ、ダブルレザーソールというところは共通!
これは当然の違い!しかし、「これだけの違い」と思うのはまだ早いです!
オールデンの王道ラストであるバリーラスト(右)と、メリハリの利いたグラマラスラストであるプラザラスト(左)!
バリーはアメリカらしい佇まい!「大きめの作り」と言われるのがよく分かります。
プラザは実にスマートで、英国靴のような気品さえ漂っています。
バリー(右)はつま先にかけてゆったりと曲線を描くラウンドトゥ。
プラザ(左)は小指の付け根あたりから一気に細くなるスクエアトゥ。
パッと見では気付きにくいですが、つま先のデザインが違います!
ロングの方がカジュアル、ショートの方がドレッシーな印象!
ウェルトの色が違う理由は分かりません。個体差でしょうか?
本当に、ロングの方は「これぞ王道オールデン!」という感じでたまりません!
対するショートの方は、良い意味でオールデンらしからぬ気品をまとった美しいフォルム!
どちらも、いい!
「ウイングの長さの違いだけ」と思いがちですが、ラスト、穴飾りのデザイン、ウェルト、ヒール、ハトメも異なり、細部を見ていくと非常に面白いです!