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基本を抑える1冊~『勝負する男のロジカル着こなし術』(吉田泰則さん著)~

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思いがちなこと。

「人は中身で勝負!外見なんて気にする必要はない!」

「着こなしを良くするには、センス、大金、時間が必要」

「着こなしを良くしたいけど、何から始めて良いのかサッパリ分からない」

そう思いがちではないでしょうか?

 

『勝負する男のロジカル着こなし術』

ファッションに関するビジネス書は結構あり、これまで色々買ってきました。

今回ご紹介する

『勝負する男のロジカル着こなし術』(吉田泰則さん著、日経BP社)の特徴は、

「はじめに」の一文に集約されます。

本書は私の哲学でもある、「ファッションはセンスではなく、ロジカルに考える」という方針を軸に構成しています。

たとえ「自分にはセンスがない」と思っていても、ルールを知り、ロジカルに考えれば、簡単に間違いのない着こなしができるようになります。

勝負する男のロジカル着こなし術

吉田 泰則 日経BP社 2015-04-09
売り上げランキング : 159233

by ヨメレバ

この本を買った理由

  • 自分ではOKだと思っている着こなしにNGはないか点検したかった。
  • クールビズの着こなしを学びたかった。
  • 著者は、伊勢丹に入社後、伊勢丹メンズ館の立ち上げに関わるなどした後に独立。現在は男性専門ファッションコーディネートサービスを提供するサロンの代表。そんな著者の視点を知りたかった。

 

この本の特徴。

基本を抑える一冊。

この手の本の中には、「ワンランク上のファッション」を目指すものもあります。

また雑誌でも、シーン設定が狭かったり(「上司の新築祝いにお呼ばれしたら」とか!)、掲載されている服が高額だったりして、すぐに実践できない場合も少なくありません。

その意味で本書は、

「ワンランク上より、まずは簡単・手軽に始められる基本を一通り知りたい!」

という場合に参考になります。

網羅的一冊。

基本となるスーツの着こなし、クールビズ・ウォームビズについての解説、私服の着こなし(4章)、婚活向けの服装選び(5章)まで超具体的・実践的に解説されていて、ひと通りの基本を抑えることができます。

かゆいところに手が届く一冊。

抽象的には理解できても、いざ自分で着こなしたり服を買おうと思うと、解説が不十分と感じることがあります。

あるいは、ネクタイの正しい結び方やスーツのサイズ感など、文字で説明されるとわかりづらいことも少なくありません。

その点本書は、カラー写真を多く掲載し、正に「ロジカル」に順序立てて説明されています。

 

ファッション嫌いでもいい?

「ファッションは、ファッションが好きな人のもの」という見方もできますが、本書の考え方はこうです。

私は洋服嫌いのみなさんを、無理やり洋服好きに変えたいわけではありません。

みなさんが着こなしに気を配ることで、仕事相手に与える印象を高め、良好な関係を構築できる一助になれればいいのです。

極論すれば、ファッションについて嫌いなままでも構わないのです。

大切なのは、たとえ嫌いでも苦手意識を持っていても、うまく使いこなして印象を良くすることです。

 

洋服嫌いのままでも、なぜ着こなしがうまくなるのか?

それはルールを知ることと、ロジカルに考えることです。

ビジネスシーンで着る服には、「やっていいこと」「やってはいけないこと」というルールが明確にあります。

それを知らないから、間違った着こなしで印象を悪くしてしまうのです。

ルールさえ知っていれば、着こなしで失敗することはほとんどありません。

「センス」というフワッとしたもので片付けられがちなファッション。

それを、ルールとロジカルで攻略できると言われると、かなりイメージが変わります。

思い返してみると、僕が社会人になって最初にぶつかった壁は、「何をどう着ればオシャレに見えるか?」よりも、「NGな服装は何か?」でした。

 

 

「中身で勝負すべき!」という声。

それに対しては、この言葉が効きます。

忘れてはならないのは、洋服は毎日のビジネスシーンで、他人に見られるものだということです。

善くも悪くも自分の印象を大きく左右してしまう。

であれば、ビジネスのさまざまなスキルと同じように、洋服を武器の一つと捉え、いかに加点を得るかという視点で考えてみてもいいのではないでしょうか。

(中略)ビジネス書を読む、英会話学校に通う、ビジネスセミナーに参加する・・・。

みなさんが、日常的に実践している自己投資と同じように、洋服も捉えてみてください。

服装の良い点は、替えた瞬間から結果が出ることにあります。

この視点は、正にそのとおりだと思いました。

名刺の渡し方や敬語の使い方などのマナーが不要という人は少ないでしょう。

それなのになぜか、服装になると無頓着な人が少なくありません。

ビジネスにおいては、服装は「趣味」や「プラスα」ではなく、「必要なもの」だと思います。

私服も、別に高価な服や抜群のセンスでなくても、「ちゃんとした服装をしている」だけで、印象は随分変わります(同僚や上司の私服を見てギョッとしたこと、ありませんか?)。

 

内容を一部ご紹介。

ジャケットのボタンはいくつ留める?

これはあまり意識していませんでしたが、一応間違った着こなしはしていなくて安心しました。

大事な商談でボタンダウンシャツは危ない?

薄々気付いていましたが、やはりそうでしたか・・・。

スラックスの裾からすね毛が見える?正しい靴下選びで相手に不快感を与えない

これ、電車などでよく見かけます。

巷に増殖中のちぐはぐクールビズ

これは具体的で参考になりました。

ポロシャツ姿が「ゴルフ場のおじさん」に

「なんであのポロシャツは違和感あるんだろう」という疑問が解けました。

 

まとめ!

今日は、超具体的で基本を網羅できる『勝負する男のロジカル着こなし術』をご紹介しました。

もっと前にこの本を読んでいたら、ずいぶん悩みや失敗を減らせただろうなぁと、ちょっと悔しくなりました。

勝負する男のロジカル着こなし術

吉田 泰則 日経BP社 2015-04-09
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