前略興奮が止まりません#5|Aldenカスタマイズ名付けて「俺別注」by JOURNEYさん
僕が興奮を禁じ得なかった皆さんのAldenをご紹介するこのコーナー。
今回は、なんとAldenをカスタムすることでオリジナルAldenを創り上げた、JOURNEYさんのコレクションです!
カスタム?百聞は一見に如かず!まずは写真をご覧ください!
ご存知レアカラー、シガーコードバンプレーントゥのハトメをゴールドに!!
オランダの名店Frans Booneが得意とするゴールドハトメ別注を、自らの手で(=靴屋さんにオーダーして)創り上げるとは・・・
そんな愉しみ方があるなんて、発想すらありませんでした!
ハトメを変えただけなのに、その佇まいは全くオリジナルと異なります。
会社の制服から私服に着替えただけなのに、まるで別人のような魅力を放つ社内のマドンナのようです!
《こちらはFrans Booneの別注品(バーガンディ)》
そしてバーガンディのチャッカブーツもゴールドハトメに!!
かっこいい!!
なぜカスタマイズを!?
高価品であるAldenを、しかもレアカラーまで躊躇なくカスタマイズされるとは、並々ならぬこだわりを感じます。
それについてJOURNEYさんは、
カスタムを始めた動機はブーツのカスタム(リペア)ショップに友人が勤めていた為、興味本位で色々とお願いしていた事と、アイレットはデザインとしてでなく実用的にも優れていて、脱ぎ履きの際の紐の通りの良さやレースホールのダメージ軽減を目的としています。
ブラックにはブラックの鳩目、茶系にはブラスの鳩目をカスタムしてます。
本物の真鍮なので、黒ずみ始めてからがまた味わい深いんです(^^)
そこに+αで見た目もALDENらしからぬミリタリーな雰囲気を出してくれるので、かなり気に入っています。
チノやデニムパンツにはこの方がコーデしやすいんです
(^^)
実用性と格好良さを兼ね備えた、なんとも説得的な理由!
「真鍮が黒ずみ始めてからが味わい深い」とは、ただでさえ愛おしいAldenが、更に愛おしくなっちゃいます。
考えてみればAlden Fanの多くが、シワの入り方・色味・磨き方・エイジングなどについて「オリジナル」を愉しんでいますし、別注品も非常に人気です。
その「オリジナル」の発展形として、自分好みにカスタマイズするというのも、Aldenの愉しみ方としてアリだなと思いました!
言ってみれば、「俺別注」です!
ダイナミックなシワ!
写真を見てもう一つ気付くのが、ダイナミックかつ美しい、波打つようなシワです。
これは何か秘訣があるに違いないと思い尋ねたところ、
皺の入れ方には全く拘りがないのですが、
しいて言うならバイクに乗っているので、つま先が常に屈折している状態が長く続くからでしょうか? すいません、何の秘訣にもなってないですね。。。
なんと、特に何もしていないとのご回答!
「綺麗なシワは人工的なものだ」と思い込んでいた僕は、なんと浅はかだったのでしょう!
JOURNEYさんのこのシワは、ジャストなサイジングと、バイクに乗ることで生み出された天然モノだったのです。
まとめ!
僕の発想になかったAldenの新しい愉しみ方、「俺別注」をご紹介しました!
カスタムと言っても、なんでもかんでもいじれば良いわけではなく、そこには絶妙な美的センスと経験が必要とされることは言うまでもありません。
JOURNEYさんのゴールドハトメカスタムは、長年の試行錯誤の結果たどり着いた正に黄金比のカスタムと言えるでしょう。
JOURNEYさん、素晴らしいコレクションをありがとうございました!