【動画付まとめ】キーボード素人がHHKBを買った理由と感想|踏ん切りつかない方に捧ぐ

アラフォー在宅フリーランスのShogo( @shogo_zenbutsu)です。
1ヶ月ほど前に、買っちゃいました。
Happy Hacking Keyboard、通称HHKB!
会社員時代は、パソコン付属のものを使用。
フリーランスになって約8年間、アップル信者として愚直にMac純正を使用。
キーボードに詳しくないし、「キースイッチ」や「軸」と言われてもサッパリ…(「キーボード沼」という言葉もあるらしいです!)
でも僕のように、「キーボードは詳しくないけど、HHKBが気になってる」という方は少なくないと思います。
そこで今回は、
- なぜ高額キーボードHHKBを買ったのか?
- 実際買ってみてどうだったのか?
- どのモデルを選ぶべき?
それを解説します!
後半では、実質無料でレンタルできるサービスも紹介します。

色々レビューも見てるけど、踏ん切りつかないんだよね
そういう方に向けた、網羅的内容になっています。
HHKBを買った3つの理由!

- 憧れ
- 見た目
- 期待感
①憧れ

多くのブロガーやYouTuberの方がHHKBを絶賛。
特定の誰かに憧れたわけではありませんが、自然と「そんなに良いなら、自分も使ってみたい!」と思いました。
つまり機能とかスペック云々より前に、まず「憧れ」があったのが本音。
好きな有名人や尊敬する先輩が着ている服とか使っているモノが気になることってありませんか?
そういう感覚です。
②見た目

Mac純正もSatechiも、めちゃくちゃ格好良いです。
でも、HHKBはまた違った格好良さがあります。
HHKB以外にも、評判の良いキーボードはたくさんあります。
でも個人的には、見た目に惹かれるキーボードは少ないです。
毎日目にして、触れるものですから、やっぱり見た目は大事。
③期待感

色んなブログや動画を見ていると、「あぁこれは凄く良いキーボードなんだろうな」とわかりました。
単に高いだけじゃなく、ちゃんと相応の価値があるはずだと。
僕はホームページを作ったり、動画編集をしたり、長文を書く仕事をしているので、キーボードに触れる時間は相当長いです。
ですから、「このキーボードを使えば、きっと生産性が上がったり、良い気分で仕事ができるんだろうな〜」という期待感がありました。
実際購入した感想
①やっぱり気分がアガる

届いたときは、「うぉー!憧れのHHKBだー!」とテンションが上がりました。
とは言え1ヶ月も使っていると、常にウキウキ・ルンルンかというと、そんなことはありません。
人間は慣れてしまう生き物です。
ただ、文章を打っているときや目にしたときに、「HHKBええわ〜」とウットリする瞬間は結構あります。
②打感と音が最高

皆さんおっしゃるとおり、打感がめちゃくちゃ気持ちいい!
今まで使っていたMac純正はペチペチペチっていう感触だったんですが、HHKBはスコスコスコという感じ。
音も良いので、思わず文字を打ちたくなる魅力があります。
ただ、「深い打感が合わない」という方もいらっしゃるので、万人受けするとは限りません。
③手を動かす範囲が激減

今まで使っていたMac純正は、あえてテンキー付きを選んでいました。
ですから、キーボードからMagic Trackpadに移動するとき、結構距離がありました。
他方HHKBはテンキーがありませんし、キーボードの幅も狭いです。
ですから、腕の移動が激減。ちょっとしたストレスがなくなりました。
④タイピングの疲れにくさは、よくわからない
HHKBは、「長時間のタイピングでも疲れにくい」と言われます。
ただこれは、正直よくわかりません。
なぜかというと、Mac純正でも別に「疲れる」という感覚がなかったからです。
⑤慣れは必要だけど、一週間もすれば慣れた

HHKBは独特のキー配列です。
そして僕は、WordPress、Illustrator、Premire Pro、Sidekick(WEBブラウザ)、Gmailなどは、ショートカットキーを多用。
ですから使い始めた当初は、「えーっと、あのキーはどこじゃったかのぅ」みたいに目で確認してました。
慣れない内は、そりゃストレスです。
止めたくなりましたが、高額投資をしたわけですから、止められません。
そして、かれこれ一週間も使えば、今までどおりブラインドタッチできるようになりました。
そもそもHHKBは、ショートカット操作に適した合理的なキー配列になっています。
慣れさえすれば、むしろ効率は上がるわけです。

ちなみに、「キーマップ変更機能」というもので、ロゴマークのキーを「Optionキー」に割り当てました。
Mac純正を使っていた方は、多分必須です。
⑥テンキー不要になった

Macだとあんなに打ちにくかった横並びの数字が、HHKBだとめちゃくちゃ打ちやすいです。
数字が一番上の列にあるからだと思います。
なので、元々テンキー必須派でしたが、テンキー無しで問題なくなりました。
「やっぱりテンキーが欲しい!」という場合は、買えばOK。
購入前に知っておいた方が良い点
「イマイチな点」というわけではありませんが、購入前に知っておいた方が良い点を挙げます。
①パームレスト(リストレスト)は必須

HHKBは、キーボード自体が高いです(値段ではなく物理的な高さ!)

そのまま打つと手がしんどいので、パームレストは必須。
最初にポリエステル素材のものを買ったのですが、どうしても感触が合わなかったのと、HHKBには横幅が長すぎました。
それで、この木製のものを購入。
見た目も高級感があって、サイズも感触も最高。しかもリーズナブル!
②Bluetooth接続だと30分でスリープになる
スリープ状態から起動するには、キーを押すだけではダメで、電源ボタン長押し。
スリープ機能を無効にする設定もできますが、電池の消費が早くなるので悩ましいところです…。
地味ですが、割とストレスです。
どのモデルを買うべき?

僕が買ったのは、「HYBRID Type-S 日本語配列/墨」。
①モデル
一番安い「Classic」は、Bluetooth接続やキーマップ変更が使えません。
それは不便なので、「HYBRID」か「HYBRID Type-S」がオススメ。
正直、「安いほうが良い」という理由で「HYBRID」にしようと思ったんです。
でも、後々「ケチらずType-Sにしとけば良かった!」となるのが嫌で、「Type-S」にしました。
約5,000円の差なので、価格だけが理由なら「Type-S」を買った方が良いです。
②カラー
「HYBRID Type-S」は、
- 墨(ブラック)
- 白(グレーっぽい)
- 雪(ホワイト)
この3色展開。
墨か雪で迷いましたが、雪は使う内に黒くなりそうなので、墨にしました。
ただ、墨はホコリが少し目立ちます。
「HYBRID」は、雪は無いようです。
なので、「雪がいい!」という方は「Type-S」一択。
③配列
日本語配列と英語配列(US配列)があります。
ブロガーやYouTuberは英語配列の方も多いですが、無難にいくなら日本語配列(僕は当然日本語配列!)
ちなみに英語配列は、矢印キー(カーソルキー)がないです。
④刻印
「無刻印」といって、キーに文字が書いていないモデルもあります。
たしかにシンプルで格好良いですが、初めてHHKBを買う場合は、ただでさえ「あのキーはどこじゃったかのぅ」状態になります。
個人的には、刻印有りが無難。
ちなみに墨は、文字色が黒系でオシャレ(普通の黒いキーボードは白文字が多いですよね)
結局、HHKBは買うべきなのか?

僕は「買って良かった!」と思いますが、誰にでもオススメできるものではありません。
数千円なら、「とりあえず買ってみるのもアリ!」でもいいですが、定価36,850円(税込)です。
これは、めちゃくちゃ勇気のいる金額です。
36,850円のキーボードが、3,685円のキーボードの10倍早く打てて、10倍丈夫で、10倍生産性が上がるかというと、そんなはずありません。
家電量販店に行けば、安くて打ちやすいキーボードはたくさんあります。
特にこだわりや憧れがない方には、価格を考えれば強くは勧めません。
また、性能で選ぶ方は、「本当にこの価格を出す価値があるのか?」という視点から検討が必要かと思います。
僕の場合は、性能はもちろん大事ですが、やはり「憧れ」とか「使ってみたい」という感情的な価値を大切にしました。
なので、大満足です。
買わなかったら、多分ずーっと気になってます。
実質無料でレンタルできる!


ここまで読んでも踏ん切りがつかない方には、なんとレンタルして実際に使えるサービスがあります!
レンタルできるのは、今回紹介した「HYBRID Type-S」10モデル。
レンタル品に同梱されているチラシから販売サイトにアクセスすれば、新品のHHKBを限定価格で購入可能。レンタル料が実質無料になります。
レンタルして気に入らなくても、出費はレンタル料3,980 円(税込)で済むので、実際に買って失敗するより断然ダメージは少ないです。
ずっと気になって迷うより、サクッとレンタルして判断するのが良いと思います。
【余談】デスクマットは「MINIMAL DESK SETUPS」

オーストラリアのオシャレブランドで、超気に入ってます。
$15 AUD(オーストラリアドル)割引コードもありますので、よろしければお使いください($15 AUD=約1500円)

ポモドーロテクニック用のタイマーも買いました!
ずっと探していたんですが、ようやくデザインが気に入るものに出会えました。
まとめ
PFUの高級キーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」を紹介しました!
僕のように、「キーボードは詳しくないけど、HHKBが気になってる」という方の参考になれば嬉しいです。
実質無料でレンタルできるサービスも紹介したので、よろしければご利用ください。